映画『アンタッチャブル』を見ました。
1930年のシカゴでは、ギャングの首領アル・カポネが買収と暴力で街を牛耳っていました。禁酒法の時代に密造酒の販売で富を築き、逆らう者たちは暴力で排除していたのです。財務省の特別捜査官エリオット・ネスはこのカポネに立ち向かうべく派遣されましたが、配下の警官がカポネに通じているため足元をすくわれる状況でした。
打つ手もなく八方塞がりのネスの元へ、娘をギャングに殺された母親が訪ねて来ます。どうか娘の無念を晴らして欲しいとネスに訴えて帰りました。ネスは、何とかこの状況を打開しようと汚れていない警官を探すことから始めました。マローンはカポネの賄賂を受け取っていない数少ない警官でした。彼は潔白であるが故に街の巡回という末端の地位に甘んじていました。ネスは彼を説得して味方につけます。
この映画では、まず主人公ネス役のケビン・コスナーが若い事に新鮮な驚きを感じました。ロバート・デニーロの演じるアル・カポネも抜群の味わいを出していますし、マローン役のショーン・コネリーもさすがです。誰だったか忘れましたが、お正月のテレビがつまらないので、毎年年末年始はゴッドファーザーを観るという人がいましたが、僕もこの映画を見て、ゴッドファーザーをもう一度見たくなりました。
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