WBCの映画『憧れを超えた侍たち』を見ました。
この春の侍JAPANの活躍のドキュメンタリー映画です。メンバーの選定段階から宮崎でのキャンプ、壮行試合、さらには東京ラウンドを勝ち抜いてフロリダでの準決勝、決勝までを、豊富なベンチ裏の映像などを交えて描いています。WBCについては、中継していたTBSとテレビ朝日が特番をやっていて、そちらも見ましたが、この映画では、そこでも報道されなかったあれこれがあって面白かったです。
まあ、しかし今回のWBC優勝の1番の功労者は、栗山監督です。試合での采配はもちろん、どういうチームを作り、どういう戦いなら勝てるかを緻密に構想していた様子が映画からも伝わって来ました。召集されたメジャー選手の場合、チームから細かい条件が与えられて来ているので、それらを勘案しながら戦っていくのはかなり大変だったと思います。
今日本のマスコミは、大谷選手の報道一色になった感がありますが、この映画では、そういう描き方をしていないのもいいなと思いました。とはいえ、今回の大会に関しては彼が引っ張ったのは事実です。団体スポーツでは、キャプテンシーのある選手の存在がいかに大きいかというのも実感しました。ホークスがなかなか勝てない中で、久しぶりに勝利を味わわせてくれました。
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