kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都・仁和寺「旧御室御所と呼ばれる御殿の 白書院→南庭→黒書院」 

2019年11月24日 | Weblog
観音堂から金堂→鐘楼→御影堂→観音堂前を通り、最後は御殿に行きました。


仁王門門から入った西側が御殿です。

仁和寺の御殿(本坊)

宇多法皇の御所があった辺りに建つことから「旧御室御所」とも呼ばれています。
写真右の方にシートで囲まれているのが、修理中の宸殿のようです。

桜おみくじ

おみくじの桜は「御室桜」?

世界遺産


登録有形文化財


白書院

1887年(明治20年)に御殿が焼失したことから
1890年(明治23年)に仮宸殿として建てられましたが

 
宸殿が再建されると「白書院」と呼ばれるようになりました。

襖絵は松を主題にしたもので、松の絵が部屋全体に描かれています
日本画家・福永晴帆氏 1937年(昭和12年)の作品です。

南庭

「白書院」前の庭園は宸殿の南側にあることからと呼ばれ 
白砂と松や杉を配した、簡素の中にも趣のある庭です。

勅使門(ちょくしもん)

大正2年(1913年)竣工。設計は京都府技師であった亀岡末吉。

檜皮葺屋根の四脚唐門で前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造。
また、鳳凰の尾羽根や牡丹唐草、宝相華唐草文様や幾何学紋様など
伝統的和様に、亀岡独自の意匠を取り入れたものです。

白書院、宸殿、黒書院、霊明殿が渡り廊下で結ばれています。

黒書院

1909年(明治42年)京都・花園にあった旧安井門跡の寝殿を移築して改造。


内部は竹の間・秋草の間など6室からなり
現在、印象が付けた画題の名がそのまま各室の名称となっています。
襖絵は1937年(昭和12年)日本画家・堂本印象氏の作品です。

堂本印象氏は「きぬかけの路」を歩いてきた時に、ひときわ目立つ「堂本印象美術館」を設立され、所蔵作品とともに京都府に寄贈された「故 堂本印象氏」でした。

この後の霊明殿・北庭は、明日へ続きます。
コメント
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