kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

源氏物語 宇治十帖(六) 東屋観音と呼ばれている 「東屋」

2011年11月30日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

通園さんを出て、歩いて数分のバスが迎えに来てくれる場所に行くと
「宇治市指定文化財 石造聖観音菩薩坐像」 の説明板がありました。


像の高さが115cmあり、花崗岩に厚肉彫りされた聖観音菩薩像です。
別の石で作られた蓮華座に座し、その上に二十円光を負い、宝冠をつけ
右手は施無畏印 (せむいいん)、左手は蓮華を捧げて結跏趺坐 (けっかふざ)
しています。

昭和四十八年三月三十日 「宇治市指定文化財」 に指定され、鎌倉時代
後期の作品と考えられ、東屋観音と呼ばれて地元の信仰が厚いそうです。


もう一つの説明板には


 源氏物語 宇治十帖(六)
東 屋

浮舟の母は、今は常陸介 (ひたちのすけ) の後妻となっていた。
浮舟には左近少将 (さこんのしょうしょう) という求婚者がいたが
少将は、浮舟が介の実子でないと知ると、財力めあてで浮舟の義妹と
結婚してしまう。 この破談に浮舟を不憫に思った母は、縁を頼って
二条院にいる中君に預けることにした。
 
ある夕暮、ふと匂宮 (におうのみや) は、西対 (にしのたい) にいる
浮舟を見て、その美しさに早速言い寄った。驚いた母は、娘の行く末
を案じ、三条辺りの小家 (こいえ) に浮舟をかくした。

晩秋、宇治を訪れた薫君 (かおるのきみ) は、弁尼 (べんのあま)
から浮舟の所在を聞き、ある時雨模様の夜に訪ねて行く。

さしとむる葎 (むぐら) やしげき東屋の
あまり程ふる雨そそぎかな

翌朝、薫君は浮舟を連れて宇治へと向かった。薫君にとって浮舟は
亡き大君の形見と思われた。

平成十八年十月    (財)宇治市文化財愛護協会


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結跏趺坐とは、「趺(あし)」は足の甲のことで、「結」は趺を交差させる
こと、「跏」は反対の足の太ももの上に乗せることだそうです。
これは建仁寺さんで束の間の体験をした 「座禅」 と同じ座り方ですね。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : シネラリア         花言葉 : いつも陽気
カナリア諸島の原産です。 日本には明治初期に渡来しました。
春を彩る花の一つで、色も赤、紅、紫、濃紫、赤紫、青紫、青、白、ピンク
など様々で、一色のものや蛇の目咲きのものなど多種類あります。
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宇治川東詰めの通園で 「お抹茶と茶団子」

2011年11月29日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治橋の橋守(守護職)としても歴史ある 通園 さんで頂いた
無農薬栽培のお抹茶と茶団子のセットです。


現在の建物は、寛文12年(1672)に建てられた江戸時代の町家の遺構を
残す貴重な文化財と京都府より認められた建物と、以前にご紹介しましたが
正面から見ると深い前ひさしと、間口が広いわりには柱が少ない建物でした。

これは、昔から往来の人々が出入りしやすいように考えられたもので太い
梁を使って、はね木を押さえた江戸時代初期の古風な建築法だそうです。

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宇治方面探訪バスツアーも、いよいよ通園さんが最終場所になり
ご一緒したスタッフ(約50人)の方達がお店に入ると満席になり
「つうえん茶屋」 は貸しきり状態になりました。 (^^ゞ

足利義政・豊臣秀吉・徳川家康の諸大名が、この茶屋でお茶などを
召し上がられていたお話を思い浮かべながら、宇治川を前にして
名物のお抹茶と茶団子を頂いてきました。(^^♪

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : マリーゴールド      花言葉 : 信頼
マリーゴールドは、「聖母マリアの黄金の花」という意味です。
メキシコ原産で、大輪のアフリカン系とフレンチ系があります。
コメント (2)
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源氏物語 宇治十帖(三) 「総角 (あげまき)」

2011年11月28日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治上神社を出て少し歩いたところに・・・市の花は “やまぶき” なんですね。


そして、宇治十帖(三) 「総角(あげまき)之古蹟碑」 がありました。


説明板には


源氏物語 宇治十帖(三)
総  角

八宮(はちのみや)の一周忌がめぐって来た。薫君 (かおるのきみ)
は仏前の名香 (みょうごう) の飾りに託して、大君 (おおいきみ) へ
の想いを詠んだ。

総 角 に 長 き 契 り を 結 び こ め
お な じ 所 に よ り も あ は な む

大君は父宮の教えに従い、自らは宇治の山住みで果てる意思が堅く
妹の中君 (なかのきみ) をこそ薫君に委ねたいと望まれた。

薫君は中君と匂宮 (におうのみや) とが結ばれることによって
大君の心を得ようとされたが、意外な結果に事が運ばれてしまう。

匂宮は中君と結ばれたが、気儘に行動され得ない御身分故、心なら
ずも宇治への訪れが遠のく。 大君は 「亡き人の御諌 (おんいさ) め
はかかる事にこそ」 と、故宮をしのばれ、悲しみのあまり、病の床につ
き薫君の手あつい看護のもとに、冬、十一月に、薫君の胸に永遠の
面影を残して、帰らぬ人となった。

平成十八年十月     (財)宇治市文化財愛護協会


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今朝の新聞は、5面びっしりに選挙の結果と大阪都構想などで埋まり
市長選投票率は、40年ぶりの6割を超えた60、92%でした。
これが、大阪市民も本気になって大阪を変えたいと思った結果ですね。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : クリ        花言葉 : 約束
ブナ科クリ属の落葉高木です。古事記にも記述があるほど、古くから実を
食用としてきた有用樹木です。開花は初夏ですが、花としては目立ちません。
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現存最古の神社・宇治上神社 「国宝の本殿」

2011年11月27日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

国宝 宇治上神社 本殿

幅の広い石段を上がったところに、現存最古とされる平安時代後期に
「本殿」が建てられていますが、この外から見えているのは覆屋です。

覆屋の中は、向かって右側の 【左殿】 に、 菟道稚郎子 (応神天皇の末の皇子)
【中殿】は応神天皇、向かって左側の 【右殿】 は仁徳天皇 (応神天皇の皇子)
の、本殿が3つ並んで祀られていました。

覆屋の中は 内殿を拝観 ←をクリックしてご覧下さい。


本殿 (国宝)
平安後期ごろ造られ現存する国内最古の神社建築、 一間社流造り桧皮葺

現存最古の神社と確認されたのは
奈良文化財研究所と京都宇治市教委などが、宇治上神社の木材を年齢年代
測定した結果、本殿は1060年 (康平3年) ごろに建てられたことがわかり
最古の神社建築であることが発表され裏づけされました。

調査は、同研究所埋蔵文化財センターらが、本殿と拝殿で使われている
古部材(ヒノキ)78点の年輪を高解像度のデジタル写真から 本殿内殿三社
は1060年ごろに伐採したヒノキを使用していることがわかりました。


本殿前の狛犬

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再放送の 「坂の上の雲」 を観てから、府知事選の投票に行くと
この人たちも「坂の上の雲」を観てから投票に来たのかなぁ~と
思うほど、たくさんの人が投票所に来られてました。

そして何よりも驚いたのは、20時過ぎにもう当確が出て
大阪市長選では、大阪維新の会代表で前知事の橋本徹氏が選ばれ
大阪知事選には、大阪維新会幹事長の松井一郎氏が選ばれました。
元気な大阪にして欲しいですね。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : クロッサンドラ        花言葉 : 内面の美
インド、スリランカ原産の常緑小低木です。
緑色のさや状の苞を連ねた花穂から、橙赤色の花が突き出すようにして咲き
光沢ある緑色の葉との対比が美しい植物です。
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現存最古の神社・宇治上神社の名水 「桐原水」

2011年11月26日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治上神社の、拝殿右手にある 「桐原水(きりはらすい)」 の建物 です。

「桐原」 の名前の由来は
菟道稚郎子の宇治の離宮 「桐原日桁宮(きりはらひけたのみや)」 が
この神社の場所にあったことによると言われています。


時代が室町期に入り、宇治茶が隆盛を極める様になって、茶園を象徴する
ものとして、「宇治七茗園」 なるものが作られた。 それに重なり伝えられる
「宇治七名水」 の一つに数えられ、他の六名水がすべて失われた現在
現存する唯一のものである。  宇治上神社の説明より
        

ただ当社の場合は、お茶の水としてよりも、神詣の為の手水として
より古い時代より使用されたものである。 宇治上神社の説明より

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桐原水は 『 そのままで飲まないで一度沸かしてからお飲み下さい。』 と
書かれていましたが、宇治上神社の湧水がお手水だったとは驚きです。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : シーマンニア        花言葉 : 栄華
南アメリカ原産の植物です。朱赤色やオレンジ色の筒状花は、先端がごく
小さく5つに反り返り、正面から見るとかわいい星型に咲くのが特徴です。
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現存最古の神社・宇治上神社 「国宝の拝殿・拝殿前の清め砂」

2011年11月25日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学
宇治十帖4帖 (第四十八帖)「早蕨之古蹟碑」から少し行ったところに


朱塗りの大きくて立派な 世界文化遺産 「宇治上神社」 の鳥居がありました。


緑に囲まれた参道を進んでいくと、小さな山寺を思わせる門がありました。


門を入ると、正面に見えるのが国宝に指定されている 「拝殿」 です。

大きな拝殿で、調査によると1215年頃に伐採されたヒノキが使われて
いたことがわかりました。


拝殿前の 「清め砂」

拝殿前の砂で盛られた円錐型の小さな二つの山は 「清め砂」 といい
9月1日の八朔祭 (はっさくさい)に、氏子さんたちによって奉納され
境内のお清め用の砂として、この場所で1年間盛られているのです。

※ 上記から、宇治神社では他社で見られるような神が降りられる
依代 (よりしろ) を表わしているのではないそうです。


この拝殿は、鎌倉時代の初期に建てられた歴史ある貴重な建造物で
建築は寝殿造 (主に貴族や武士の住居に用いられていた建築様式) であり
神社建築というよりも、むしろ住居建築として珍しい建築の拝殿なのです。

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宇治上神社の本殿と拝殿は「国宝」で、世界文化遺産の指定は個別ではなく
景観も含め境内地・建物すべてが 「世界文化遺産指定区域」 でした。

宇治上神社の住所は「宇治」と書きますが、かつては名前の由来になって
いる 「菟道 (うさぎのみち)」 と 書いて “うじ” と読まれていました。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : コチョウラン        花言葉 : 永久の愛
アマビリスという原種の蝶が飛び回るような姿を見て、台湾で「胡蝶蘭」と
呼ばれたのがきっかけとなり、日本でもその名前で親しまれています。
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源氏物語・宇治十帖古蹟 「早蕨 (さわらび)」

2011年11月24日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治神社を出て、次の目的地 「宇治上神社」 に向かいました。
すると、道の中央に並んでいる石畳に何か書いてあるのが見えました・・・


見てみると、それは道案内でした。

宇治上神社の方向に 「↑ 早蕨 SAWARABI」 がありました。
2番目にあるのが、いま行ってきた宇治神社です。


少し行くと、右手に・・・
宇治十帖4帖 (第四十八帖)「早蕨之古蹟碑」 がありました。


「早 蕨」 の説明板には



源氏物語  宇治十帖 (四)
早 蕨

年改まり、宇治の山荘にも春が来た。
今年も山の阿闇梨(あざり)から蕨や土筆(つくし)などが贈られてきた。

中君 (なかのきみ) は亡き父君や姉君を偲びつつ
この春はたれにか見せむ亡き人の
かたみにつめる峰の早蕨

と返歌なさった。

二月の上旬、中君は匂宮(におうのみや)の二条院へ迎えられ
行先の不安を感じつつも、幸福な日々が続く。

夕霧左大臣は、娘の六君(ろくのきみ)を匂宮にと思っていたので
失望し、薫君(かおるのきみ)にと、内意を伝えたが、大君(おおい
きみ)の面影を追う薫君は、おだやかに辞退した。

花の頃、宇治を思いやる薫君は、二条院に、中君を訪ねては
懇ろに語るが、匂宮は二人の仲を、疑い始める。

平成十八年十月      (財)宇治市文化財愛護協会


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宇治市内では、源氏物語 の 宇治十帖 を偲んで古蹟碑が建てられて
いると聞いたことはあったのですが、参加しているバスツアーでは
宇治十帖 は含まれていなかったので忘れていたのですが・・・

嬉しいことに 「早蕨之古蹟碑」 が、その宇治十帖の一つでした。(^^♪

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : フユボタン      花言葉 : 高貴
二季咲き性のボタンの変種で、人工的に冬に咲かせます。 春につく蕾は
つみ取り、夏の終わり頃に葉をつみ取って花期を遅らせ、藁の霜囲いをして
暖かいところに保護すると冬に開花するのだそうです。
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重要文化財 「宇治神社」 の 狛犬

2011年11月23日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治神社・朝霧橋の東詰の鳥居前にある 「狛犬」 です。


拝殿前の参道に、阿形 (あぎょう) の狛犬がありましたが
吽形(うんぎょう) はどこにあるんでしょう?  (^^ゞ


これは本殿前の狛犬です・・・時代を感じさせてくれますね~。

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気になっていた狛犬は、昭和63年に宇治市指定文化財に指定されている
本殿外陣に安置されていた木造の狛犬で、開口する獅子 (阿形(あぎょう)) と
一角をもつ狛犬 (吽形(うんぎょう) なのですが、木質の朽損が激しく所々が
欠失していたり、虫蝕穴も多数あったので、現状を回復するための修理がされ
現在、修理をされて市歴史資料館にあるそうです。

宇治神社・木造狛犬吽形 (もくぞうこまいぬうんぎょう) 修理について
書かれていますので、こちら をクリックしてご覧下さい。

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : バラ(白)     花言葉 : よみがえる愛
古代ギリシャ、ローマ時代も人々はことのほかバラを愛しました。
マリー・アントワネットもバラ好きでしたし、ポンパドゥール夫人の
衣装全体にもバラを散りばめられた肖像画も有名です。
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世界文化遺産・平等院 の 鎮守社 「宇治神社」

2011年11月22日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

朝霧橋の東詰に宇治神社の鳥居があります。


宇治神社参道と、正面に見える建物は拝殿 「桐原殿」


本 殿

祭神は 応神天皇の皇子 「菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)」 で
宇治十帖に登場する 「八の宮 (はちのみや)」のモデルとも言われています。
※ 光源氏の異母弟。宇治の大君、中の君、浮舟の父

平安時代の 「木造 菟道稚郎子座像」 、鎌倉時代に造られた 「三間社流造り」
「桧皮葺き」 の本殿は、国の重要文化財に指定されています。
※ 桁行(横に並んだ柱の間)が、三間であれば 「三間社流造」 といい
五間あれば 「五間社流造」 といいます。

宇治市案内板によると・・・

宇治神社は、日本書紀に「応神天皇の皇子で、兄である仁徳天皇との皇位を巡る葛藤から宇治で自殺した」 と記されている、悲運の皇太子菟道稚郎子の等身大の坐像を祀っており、 付近は菟道稚郎子が造営した桐原日桁宮跡と伝えられています。また、明治維新までは、 宇治上神社と二社一体で、それぞれ、離宮上社、離宮下社と名付けられていました。

現在の本殿及び外陣の狛犬は鎌倉時代につくられたもので、 狛犬は開口する獅子(阿形)と一角を持つ狛犬(吽形)で一対とされ、 格調高い作品として極めて貴重なものです。

当社の祭礼である離宮祭は、田楽等の芸能が催され、 平安後期から鎌倉時代には多くの人々が集まり大いに賑わいました。


宇治神社に “うさぎ” の手水鉢やお守りがあって 「うさぎ神社」 とも呼ばれ
ていますが、それは御祭神 「菟道稚朗子命」 (うじのわきいらつこのみこと)
がこの土地へ向われる途中で道に迷われた時に、一羽の “うさぎ” が現れ
振り返りながら 「菟道稚朗子命」 を正しい道へと案内してお助けしました。
   
この“うさぎ” を 「みかえり兎」 と呼び、神社では人々の人生を道徳の
正しい道へと導く神様のお使いとして伝えているそうです。

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本殿前で “茅の輪くぐり” をしているのが見えましたが・・・?
“茅の輪くぐり” は 「夏越大祓式 (なごしおおはらえしき)」 の
時だけだと思ってましたが、11月でも行われていたのですね~
「母の分 も一つくぐる 茅の輪かな」  一茶

鎌倉時代につくられた本殿及び外陣の狛犬・・・気になりますね。?

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ワビスケ        花言葉 : 簡素
古くから茶花として愛されている代表的な品種です。
茶人利休もこのツバキを愛したといわれています。彼に仕えこの花を
育てた「侘助」の名をとって名づけられたともいわれています。
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宇治川中州に架かる 「 橘橋 と 朝霧橋 」

2011年11月21日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

宇治川左岸の、世界遺産平等院から中ノ島に渡る橘橋です。
朱色の欄干が多いのですが、この橋は塗装がされていませんでした。

「宇治公園 中の島」 は、宇治川に浮かぶあまり広くない中洲ですが
塔の島と橘島を総称して 「中の島」 と呼ばれています。


中之島を少し歩くと、宇治橋から見えていた宇治川右岸と中ノ島を結ぶ
朱色の欄干が美しい 「朝霧橋」 が見えてきました。


朝霧橋を渡ると、源氏物語のモニュメントと万葉歌碑がありました。

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かつては、平等院側を「あの世」、宇治上神社側を「この世」と呼んでいた
そうなので、宇治川は 「あの世」 と 「この世」 の三途の川だったのかな ?

平等院に行ったのは数十年前にもなるので、寄りたい気もしたのですが
平等院前で売っていた抹茶ソフトが食べれなかったのが、気残りです。 (^^ゞ

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ハマギク        花言葉 : 友愛
青森県から茨城県北部の太平洋沿岸に自生し、崖や砂丘に生える野生のキク
です。 砂丘に育つキクであることから、ハマギクと名づけられたようです。
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