kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

瀬戸内アートめぐり「犬島集落の日常の中にあるアート家プロジェクト」

2011年07月28日 |  瀬戸内アートめぐり
犬島アートプロジェクト「精錬所」から、「家プロジェクト」 に行きました。

「家プロジェクト」 では、F 邸 ・ S 邸 ・ I 邸 の3つのギャラリーと
中の谷東屋が公開されてました。
アーティスト:柳幸典   建築家:妹島和世  アートディレクター:長谷川祐子


F邸 「山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭」 2010年
建物に中に入って、反対側から中央のアートを鑑賞します。


S邸  「蜘蛛の網の庭」 2010年

グローバル化の加熱によるドルを中心とした金融システムの崩壊と
新たな多次元の経済構造、文化のあり方を示唆した作品だそうです。


反対側から見たところです・・・。


I邸  「眼のある花畑」 2010年
建物の中では画像が映し出され、広いお庭にお花が咲いてました。


中の谷東屋
休憩場になっているようですね~ 暑いので、みなさんは一休みですね。(^^ゞ



「犬島」 の名前の由来は・・・

〇菅原道真が左遷され九州の大宰府へ向かう途中、潮に流され遭難しそうに
なった時に、犬の鳴き声に導かれ向かった地に、かつて自分が飼っていた
犬とそっくりの石があったので、その石を犬石と名付けられました。
その後、地元の人々からは犬石様と呼ばれ親しまれ、名前の由来になった。

〇岡山に伝わる桃太郎伝説の後日談で、鬼退治の褒美として犬に与えられた
島が犬島でした。 それが名前の由来であるという説もあります。

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

直島と豊島、小豆島は香川県でしたが
岡山市に属する島で、唯一の有人島がこの 「犬島」 です。

犬島に行く前に、テレビで『犬島の名に似ず、島内には猫が非常に多い』
と言っていたのを聞いていたので、庭に猫が寝そべっている島の人に


『犬島は、犬より猫が多いのですか?』

島の人
『猫が多いですよ~』

テレビで観た通りだったんですね。(^^ゞ


貸切クルーズで行く 「瀬戸内アートめぐり2日間」 は
犬島を最後にして、宇野港に向かい帰路につきました。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : グラリオーサ       花言葉 : 光栄
グロリオーサとは、ラテン語で 「見事な」 「光栄」 といった意味です。
ユリ科で半ツル性のため 「クライミングリリー」 とも呼ばれます。
コメント (4)
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瀬戸内アートめぐり「犬島アート・精錬所の遺構・再生した美術館 」

2011年07月27日 |  瀬戸内アートめぐり
水滴のような形の 「豊島美術館」 → 家浦港 → 犬島港に向かいました。


犬島港前の直島福武美術館財団は、「精錬所跡」を管理しているところで
入館前に簡単な 「精錬所跡」 の説明と、注意事項がありました。


犬島アートプロジェクト「精錬所」は
「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもとに作られ
海側には、既存の煙突やカラミ煉瓦が敷き詰められていました。
ここは出荷場だったそうです。


大煙突付近は煙突が倒壊しないように補強工事が施され
周辺は整備がされているので、とても近代的に見えます。

煙突の地下はアートの展示スペースになっていて中に入る事ができました。
この煙突は煙突効果を利用した空調に使われていました。


美しい煉瓦のアーチです。


犬島精錬所跡を象徴する煉瓦の塀が立ち並んでいます。
1909年に地元資本によって「犬島精錬所」は建設されました。

銅が江戸期より主要な輸出品として日本経済を支える存在でしたが、銅の
精錬時に発生する煙害対策や原料輸送の利便性から建設されたそうです。


煙突の近くに碧くよどんだ池がありました。

藤田組、住友へ経営者を変えながら銅の精錬が行なわれたそうですが
銅価格の大暴落によって、約10年で操業を終えたそうです。

犬島では一時的に人口が急増し、港の周辺には会社の社宅や飲食店
娯楽施設等が建ち並び、銅生産の好調ぶりが反映されていたそうです。


精錬所跡で最後に行ったのは「発電所跡」でした。

「発電所跡」の案内があり矢印を進んでいくと、突然今までに見たことのない風景がそこにありました。大きくそびえる煙突に手前の壁と屋根がない建物・・・惹かれるままに見ていると野外ステージ跡のようにも見えました。

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

かつての大規模な精錬事業を伺わせる遺構が
90年近く経っても、こんなに良好な形で残されていました・・・。

廃墟の工場や廃校になった校舎は、映画やテレビのロケ地になりました。
日本に犬島のような島があったのですね~行って良かった!

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ホオズキ       花言葉 : 笑顔
ナス科の宿根草で、ちょっと見にはトウガラシやピーマンに似た花です。
果実を包んで萼が発達し、美しい赤色になります。
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瀬戸内アートめぐり「犬島・精錬所跡に咲く自生のなでしこ」

2011年07月26日 |  瀬戸内アートめぐり
犬島の 「精錬所跡」 のことを書き留めたいと思ってましたが、今日の誕生花が
「ヤマトナデシコ」 なので、精錬所跡で見つけた “なでしこの花” にしました。


発電所跡に向かう道で、友人が 『 あっ! なでしこ・・・ 』
見るとかわいい “なでしこ” の花でした! 本で見たことはありますが


自生の “なでしこ” を見るのは初めてなので感激です!
周りをみると、この辺りだけに咲いていました。

秋の七草のひとつで、中国から平安時代に渡来した 「唐撫子 (からなでしこ)」
に対して、在来種を大和撫子 (やまとなでしこ) と呼ばれています。
名前の由来は、我が子を撫(な)でるようにかわいい花から付いたそうです。

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

ナデシコの花言葉は、純愛・無邪気・純粋な愛・・・・など
女性的なイメージが多いですが、大胆・快活などもあります。
まるで、女子W杯で優勝した、なでしこジャパン! のように
優しくて強い日本女性そのものですね。(^^♪

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ヤマトナデシコ       花言葉 : すてきな予感
秋の七草の一つです。
カワラナデシコというように日当たりのよい河原や山野に自生します。
花弁の先が糸状に深裂する深紅色の花が「大和なでしこ」の慎ましやかな
雰囲気を感じさせます。
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瀬戸内アートめぐり「豊島の水滴のような形をした 豊島美術館」

2011年07月23日 |  瀬戸内アートめぐり
昨日の記事、バスで到着してからのづづきです・・・(^^ゞ
水滴のような形をした豊島美術館は、2010年10月にオープンしました。


バスを降りてから、先ず右に見えるチケットセンターに行きました。


上から見ないと水滴の形だと分かりませんが 「豊島美術館」 です。
美術館に入るのには、この場所で履物を脱いで入ります。

アーティストの内藤礼氏と、建築家の西沢立衛氏によって建設された
内部は広さ40×60mで、最高の高さが4.5mの空間に柱が1本もない
コンクリート・シェル構造のような「豊島美術館」 が建設されました。

天井には2ヵ所の開口部があって、周囲の風や音、光を内部に直接取り込み
足元から「水滴」が絶えずポコポコと出てきては・・・スルスルと動いて大きな
水滴になっては、スーッと足元から消えていきました。


美術館を出て、チケットセンターに戻る道で振り返ったところです。


ここは、美術館とチケットセンターの間にある建物で、お土産店になってます。
写真に撮れなかった 「豊島美術館」 の内部は、このようになっていました。
もちろん、美術館はもっと広くてイスのような物はありませんでした。


豊島美術館を後にして、バスに乗り 「家浦港」 に向かいます。
左の白い建物がお土産店で、右の白い建物が 「豊島美術館」 でした。

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

水滴のような形をした豊島美術館で腰を下ろして、天井の開口部を見ると
青い空に緑の木が見えていました。少しの間、無心になって眺めていました。
雨の日は水滴の動きが激しくて、見応えがあるそうですよ。(^^ゞ

上から見ないと水滴と分からない建物ですが、内部は 「水滴」 だらけでした。
女性が水滴を動かしている姿は、水遊びをする無邪気な子どものようでした。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ツリガネソウ      花言葉 : 思い出
提燈のことを火垂袋(ホタルブクロ)と呼ぶこともあり、花の形が
提燈を連想をさせることから、この名前がついたといわれています。
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瀬戸内アートめぐり「土庄港から豊島(てしま)事件の豊島へ」

2011年07月22日 |  瀬戸内アートめぐり

小豆島で一泊して、土庄港から貸切クルーズで豊島に向かいました。


少しすると、25年以上も不法な産業廃棄物投棄されていた 「豊島事件」
の豊島が見えてきました。豊島事件は ここ ←をクリックしてご覧下さい。

住民側の弁護士 中坊公平 さんの呼びかけで、安藤忠雄さんたちがオリーブ
基金を始め、島にオリーブが植樹されて今はきれいな島へと変わっています。

ガイドをされている船長さんの奥さんが
『棚田の左側に見えている木のこんもりした所が 「豊島美術館」 です・・・』


私達の船は 「家浦港」に着き、豊島美術館までバスで行きました。


バスが着いたのは・・・
左側が瀬戸内海で、右前方に見えるのが棚田を地元住民とともに再生させた
水滴のような形をした白い建物 「豊島美術館」 でした。 

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

不法な産業廃棄物で、きれいな島を汚してしまうなんて悲しいですね。
他にも水に恵まれた日本の川などが、汚されているのを知ると・・・(怒!)

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ナツツバキ       花言葉 : 気品
葉も花もツバキのように厚ぼったくはありません。また、冬には落葉します。
幹はつるつるしていてサルスベリに似ています。
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瀬戸内アートめぐり「直島・地中美術館から、クルーズで小豆島へ」

2011年07月21日 |  瀬戸内アートめぐり
「地中美術館」 を後にして・・・海岸通を走っているバスの中から


1994年の草間彌生 (さま やよい) 氏の作品 「南瓜」 が見えました。 (^^♪


私はバスの中からですが・・・直島を訪れた人たちの
撮影スポットになっています。(^^♪

私達は、このバスで「本村港」に戻るので見ることは出来ませんでしたが
反対側の 「宮浦港」には、2006年に世界文化賞絵画部門を受賞した
草間氏の作品で、直径約7メートルもある大きな 「赤かぼちゃ」 があって
その 「赤かぼちゃ」 の中に入れるそうです。



本村港(直島)からクルーズで、宿泊先のある小豆島の土庄港に向かいました。


これは、土庄港の入り口に建てられた 「平和の群像(へいわのぐんぞう)」 です。

小豆島を舞台とした壺井栄氏の小説 「二十四の瞳」 がモデルになっており
分教場へ通う12名の生徒たちが、おなご先生を取り囲んでいる構図が
「平和の群像」 になっています。

香川県丸亀市出身の彫塑家 「矢野秀徳」の作品で、小豆島バスによって
造られました。 1997年(平成9年) 土庄町に寄贈されました。
驚くことに、像の正面には 「平和の群像 内閣総理大臣 鳩山一郎」と
書かれています。 題字の揮毫は鳩山一郎氏だったのです。!(^^)!


土庄港からバスで少し行くと、世界一狭い海峡 「土渕海峡」がありました。

土渕海峡(どふちかいきょう)は、小豆島本島と前島の間にある海峡で
全長2.5キロメートル、最狭幅9.93メートル。 世界一狭い海峡として
1996年ギネスブックに認定されました。 最大幅は約400メートルです。


小豆島でお世話になったホテルの部屋です。
12階にあるお風呂 (露天風呂もあり) から見える瀬戸内海は
パノラマ写真を見ているようでした。 (^^♪

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

小豆島で泊まるのは初めてです。
お友達とワイン片手に、おしゃべりしながら食事を楽しみました。
どちらも好き嫌いがないので、残すことなく美味しく頂きました。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : アサガオ       花言葉 : 淡い恋
アサガオは、わが国を代表する花で、江戸時代からの改良の歴史があります。
アサガオの種子は漢方薬として用いられ、その昔中国ではアサガオと牛を
交換するほど高価なものでした。
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瀬戸内アートめぐり「瀬戸内海に浮かぶ直島の地中美術館」

2011年07月20日 |  瀬戸内アートめぐり
本村地区からバスに乗り、建物のほとんどが地中に埋められた
美術館として有名な、安藤忠雄氏設計の「地中美術館」に行きました。


バスが着いたところは、チケットを購入するチケットセンターでした。


チケットセンターから、地中美術館までは少し歩きますが・・・その道には
クロード・モネの 「睡蓮の池」 の絵のようなところもあって “ええとこ” でしたが
アクシデントがあって (内緒  ) ここは忘れられない道になりました。


ここが 「地中美術館」 の入口です。
左に見える所から入って右に行きます。(もう~ここから撮影禁止です。)

地中美術館は、直島の美しい景観を損なわないよう建物を地中に埋設し
「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されました。



館内には、お馴染みの「クロード・モネ」と、初めて観る 「ジェームズ・タレル」
「ウォルター・デ・マリア」 の作品が設置されていました。

B2F
■ クロード・モネ 室              1915年~1026年
白い部屋の四方に5枚の「睡蓮」が展示されてました。
 
■ ジェームズ・タレル 室      (光に焦点を当てた3つの作品)
   「アフラム、ペール・ブルー」
壁と天井にかけて光りの物体があって立体的に見えました。

  「オープン・スカイ」 2004年
実際の空を四角形に切り取った空間で、時間と天気によって
空の色が変わり、壁の色も変わって見えるそうです。
 
      「オープン・フィールド」
タレルの代表作であるアパチャーシリーズのこの作品は
壁に映し出されたブルーのスクリーンがあって、係りの人について階段を上がり
その中に入って行くように促がされたので 「えっ! この中に入れるの・・・?」 と
驚きました!

最初は壁だと思っていたスクリーンの向こう側が、空間になっていて
このスクリーンは壁の開口部だったのです。

その空間は、宇宙空間の中を歩いているような・・・不思議な空間でした。
奥は無限の空間を感じたので進んでいくと、行くのを止められました。

  


館内に入って初めて撮影が許されたところは
地下2階にある瀬戸内の美しい風景が一望できるカフェでした。
(カフェの建物は撮影禁止)

B3F
■  ウォルター・デ・マリア 室 「タイム/タイムレス/ノータイム」 2004年
ここは地下の3階にあって、階段状の室内の中央に花崗岩で作られた
14トンもある大きな球が置いてあり、壁の数ヶ所にはマホガニー材の
三角柱、四角柱、五角柱が設置されて、天井は大きく開いていました。

その大きな球は、日差しによって見る時間によって変化するのです。
階段の上で座って大きな球を見ていると・・・時間が刻まれているのだけど
時がとまっているようにも・・・時がないようにも思えました。

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

安藤忠雄氏の建築と融合して作られている三人の作品は、地下にありながら
四季を通して、自然光が作品や空間の表情を変えているのですね。

目の錯覚で解釈は変わるということは、分かっているつもでしたが
物事に対する私の見方や考え方は、ほんの1部分なんですね・・・(^^ゞ

光を意識した作品は 「光の画家」といわれるフェルメールの作品でしたが
美術館で、これほど不思議な空間を体感したのは初めてでした。(^^♪

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ルコウソウ       花言葉 : 繊細な愛
ルコウソウは熱帯アメリカ原産の一年生のつる草で、夏から秋にかけて
赤い花を次々に咲かせます。葉が羽状に深裂し、花は細長い花筒のある
星状で夏の日よけによく使われます。
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瀬戸内アートめぐり「瀬戸内海に浮かぶ直島・本村地区の家プロジェクト2」

2011年07月19日 |  瀬戸内アートめぐり

いっちょ場
ここは役場の前で見かけた休憩場です。


「碁会所」        須田悦弘氏  2006年

「碁会所」の名前の由来は、昔ご隠居さんたちがこの場所で
町の人たちとよく碁を打っていたことから、付けられたそうです。

この建物は左右に4畳半の畳の部屋があり、畳の上に須田氏の作った
椿が散りばめられていて、庭の中央に本物の椿の木が1本ありました。   


「角 屋」        宮島達男氏  1998年

名前どおり角にある家で 「家プロジェクト」 の第1弾として完成しました。
この作品によって、アートと直島の人が繋がったとも言えます。

200年ほど前に建てられた家屋を、漆喰仕上げ、杉焼板、本瓦を使った元の
姿に修復され、「Sea of Time ’98」の作品が展示されています。


「護王神社 (ごおうじんじゃ)」  杉本博司氏  2002年

護王神社は、直島の氏神様として大事にされてきた神社です。
神社がアート?と不思議に思いましたが、島の人達からボロボロに
なっていた神社を再建して欲しいと要請があって 「家プロジェクト」
として、建て替えられたそうです。

この神社は地下に石室があり、写真の正面に見えるガラスの階段は
地下の石室と繋がって、地下と地上とが一つの世界を形成しています。
この階段は、神様の通り道として作られたものだそうです。

※ 家プロジェクトの7ヶ所の内 「きんざ」 には行けませんでした。
そこは完全予約制で、ベネッセハウスに宿泊される人が鑑賞前日までに
予約をして、1名ずつ内部に入り15分間だけ作品を鑑賞できます。
(「碁会所」の右隣りに位置し、唯一の女性アーティストの作品)

∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

「護王神社」は神様をお祀りする所なので、民家を再建するのとは違って
大変だったと思います。

Yが行った時に、直島銭湯「I ♥ 湯」に入ったと聞いてましたが
そこは大竹伸朗氏が手がけた、実際に入浴できる美術施設だったのです。
直島に一泊して、のんびりと散策するも楽しいと思いました。

安藤忠雄氏の建築には珍しく、直島の民家と同じ焼杉板の木造建築でしたが
他の家でも焼杉板が使われていて、とてもきれいだったのが印象的でした。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ムギワラギク       花言葉 : 不滅の愛
オーストラリアが原産です。ヘリクリサムは、ギリシャ語の「太陽」と
「金」を意味する言葉を合わせたものです。
ドライフラワー用の草花としては最も人気があります。
コメント (2)
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瀬戸内アートめぐり「瀬戸内海に浮かぶ直島・本村地区の家プロジェクト1」

2011年07月17日 |  瀬戸内アートめぐり
7月15日(金)~7月16日(土)
貸切クルーズで行く 「瀬戸内アートめぐり2日間」 に行ってきました。

宇野からクルーズで本村港(直島)に到着後 「地中美術館」 に向かう予定が
美術館等には入場制限があって、参加者全員が一度に観る事が出来ない為
2班に別れて見学することになり、私達は 「家プロジェクト」 から回りました。

※「家プロジェクト」は、直島・本村地区の7カ所の古い家屋を改修して
アーティスト達が家の空間等を作品化したプロジェクトです。

1番目に向かったのは、Yから『並んでいて入れなかった』と聞いていた所 ↓


「南寺」 作品:ジェームズ・タレル氏 設計:安藤忠雄氏 1999年

内部のジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせて、安藤忠雄氏が建物を
設計しました。建物の中は少しの明かりも無く闇の中を、係りの人の誘導で
手探りをしながら入って行きました。

係りの人から 『イスに座って正面を観ていてください。』と言われ
正面を観ていると・・・フワァ~とした物や長方形のような物が観えたように
思いましたが 『何も見えなかったわ~』と言われる人もおられました。


「南寺 (みなみでら)」は、公園内の一角に新たに建てられた建物ですが
この辺りは、直島の歴史的・文化的な中心地の場所だそうです。

2番目

「はいしゃ 作品名:舌上夢/ボッコン覗」  大竹伸郎氏 2006年 

かつて歯科医院兼住居であった建物を作品化したものです。


さまざまなものが、写真からも見えるようにスクラップされていました。
ガレージから撮りましたが・・・あれ~2階の右窓に見えるのは?


それは、1階から2階にかけて展示された「自由の女神」 でした。(^^ゞ
建物の中は所どころが彫刻的であったり、絵画的でもありました。

3番目

「石橋 作品:ザ・フォールズ」    千住博氏  2006年

直島では古くから製塩業が人々の生活を支えていました。
石橋家は、もともと直島で1、2位を争うほどの大きな家だったそうで
明治時代に製塩業で栄えました。(家の再建と母屋と蔵に作品が展示)
 
∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

南寺は、安藤氏の作品を自分なりに解釈するのとは違って
自分の感覚で作品を鑑賞するのでは・・・と思いましたが? です。
出てきた時は行列が出来ていて、一回では入れない状態でした。
1番に行ったのが正解のようです。(^^ゞ

お天気が良いと言うか・・・? 水分補給を忘れると大変なことになる
日傘持参で鑑賞した 「家プロジェクト」 でした。 汗

靴を脱いで入るところもあり、一度にたくさんの人が入れなくなってます。
明日は、残りの 「碁会所」 「角屋」 「護王神社」 をご紹介します。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : アメリカデイコ       花言葉 : 夢の力
日本には江戸時代に渡来し、暖地では庭木や街路樹として植えられています。
鹿児島県の県木です。緋紅色から深紅色にわたる色合いの大形のあでやか花を
南国情緒を味あわせてくれます。
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貸切クルーズで行く 「瀬戸内アートめぐり2日間」 2日目

2011年07月16日 |  瀬戸内アートめぐり

瀬戸内海に浮かぶ島々をめぐり
美しい自然とアートにふれる一泊二日の旅も
2日目になりました。

★ 豊島・豊島美術館
土庄港、小高い丘に水滴のような形をした美術館。
アーティスト:内藤礼   建築家:西沢立衛 設計

★ 犬島・アートプロジェクト「精錬所」
犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。

宇野港 → 新大阪へ


∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽

アッという間の2日間、誘ってくださった友人に 『ありがとう~』
また誘って下さいね~ (^^♪

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ツユクサ       花言葉 : 尊敬
日本各地から中国に見られる一年草で、水溶性の色素を持っています。
水洗いをすると流れるので友禅などの染め物の下絵を描く時に
この花の色素が用いられるようになりました。
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