出版社を辞めて、“棚”というペンネームでライターの仕事をしている翠。
愛犬のマースに腫瘍が出来、関わることになった獣医師たちの対応に不信感を募らせつつも、何とか手術を無事に終えて一安心。
そんな中、以前アフリカで知り合った片山海里の著作を読むが、彼はアフリカで亡くなっていたことを知る。
また、それを読んで“ダバ”がマースの症状と似ていることや、洪水の民話にも関係していることに気づく。恋人に反対されながらも、ウガンダでの取材旅行を兼ねて、謎を解明するべく、海里が取材したらしい呪術医に会いに行くことに……
どんな話かは一言でまとめにくいですが…日常とひと続きになっている、不思議な世界を垣間見る感じ?
それまでの話を踏まえると、作中作の『ピスタチオ』がより深く感じます。
<10/10/23>
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