黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

とら柄ロール@イエローパンプキン

2012-12-23 | スイーツ
 かぼちゃと墨風味(?)のロール生地で、マンゴー風味のクリームを巻いてあります。
 名前通り、とら柄(笑)。
 だいたい2切分くらいの長さで、ほど良い量です。
 兄からのお歳暮で届いた、アニマルロールケーキ6本セットの1本。
 
 イエローパンプキン:愛知(日進) 

『喪国 <Revolution> R/EVOLUTION 10th Mission』五條瑛(双葉社)

2012-12-23 | 読了本(小説、エッセイ等)
この二年で、日本の裏社会は大きく変貌、暴力と頭脳を使い分ける新興やくざが牛耳るようになっていた。改正された法も穴だらけで、不法滞在外国人はどんどん増えるばかり。ただの新宿の多国籍の不良グループに過ぎなかったuk-Xは、ビジネスグループへと躍進。
ある日、彫翔は町で暴動に遭遇。その場に倒れていた男から、自分の財布と携帯電話を持って逃げろと言われる。ところが何故かその携帯電話の着信履歴には、旧知である武藤亮司のギャラリー<ミューズ>の電話番号が表示されていた。
一方、uk-Xのトップであるキラは、病の床に臥している、宇都宮百貨公司の会長であり、多国籍連合のトップである鄭夫人から、共存バランスを崩す者が現れたら、それを抹殺して欲しいと頼まれる。その見返りに宇都宮をやるという。
そして多国籍における名簿集めに互いに奔走する鳩、ドゥルダの両陣営。
かつて新宿の蘇の診療所で働いていた医師・本田と恋仲だったドゥルダ。彼女に刺されたものの、一命を取り留めた本田は、新宿から姿を消し、過疎地和歌山の龍神の診療所・りんどう医院で働いており、地元の娘・智子との間にもうすぐ子供が生まれると知ったドゥルダは……

シリーズ10作目にして完結。多国籍の問題やら、いろいろくすぶっていた問題が深刻化。これまでのいろんなあれこれが表面化したり、復讐に燃えるヒトあり、いちゃいちゃらぶらぶなヒトあり、それぞれな結末を迎えています…(亮司があいかわらずの愛されぶり/笑)。
それにしても12年は長かった~。どのようにして彼らの革命が成るか気になるところでしたが、まだまだ終わらない感じかな。
そして、どうやら鉱物シリーズの連載も始まってるっぽいので、そちらも楽しみ♪

<12/12/22,23>