黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ジグβは神ですか』森博嗣(講談社)

2012-12-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
三重県に、芸術家たちが自給自足の生活を営む宗教施設・美之里があるという。東京の美大に通う隅吉真佐美という女子大生がそこに入りびたり一年程前から家に帰ろうとしないという。経済界の名士である父の隅吉氏は、何とか娘を連れ出して欲しいと探偵・水野涼子に依頼。
その調査の為、ルポライターだと偽り、美之里にやってきた水野。
一方、かつてM大に通っていた学生たちは卒業し、それぞれ社会人に…加部谷恵は県庁職員に、雨宮純はテレビレポータに、山吹早月はM大助教に…なり、自然公園も兼ねている美之里にキャンプにやってきた。
そこでばったり再会した水野と加部谷たち……水野は、かつて彼女たちの前に、全く別の顔と名で認識されていた為、驚くことに。
そんな中、水野の調査対象である真佐美が、全裸でラッピングされ棺桶に入った状態で見つかり……

Gシリーズ第8作……ですが、前作から数年経過。そしてこれまでのいろんなシリーズのいろんなヒトたちが登場(笑)。
例によって事件の解決はアレですが、ようやくこれから話は核心に迫ってゆくの…かも。

<12/12/17,18>