『トワイライト 5 狼の月』ステファニー・メイヤー（ソニー・マガジンズ）

エドワードが姿を消した心の空虚さを、彼女に優しい年下のジェイコブで埋めようとするベラ。
しかしその思いを正面から受け止める気持ちにはまだなれず、映画を観に行くのに他の多くの友達を誘おうとするが、結局都合がつかず、ベラ、ジェイコブ、マイクの微妙な組み合わせの3人でホラー映画を観る。
その途中で、マイクは流行の風邪で具合が悪くなり離脱、帰宅したベラもまた寝込むことに。
快復したベラは、ジェイコブも同様に具合が悪くなったことを知り、心配するが、その後快復したらしいのに何故か連絡をよこさず、ベラを遠ざけている様子。
しかもこれまで、警戒し避けていたはずの部族のリーダー的存在サム・ウーレイと仲良くしているようで、深く傷つきつつも、問いつめるベラ。
そんな中、ローランが目の前にあらわれ、エドワードにパートナーを殺された女吸血鬼ヴィクトリアが、ベラをねらっているという。そのローランに咬まれそうになったところへ、狼が現れ……

シリーズ第5弾。エドワードは姿を消して、ジェイコブが急接近☆……と思ったら、急に冷たくなって、再び傷つくベラ。実はそれには理由が…という展開。
……それにしても“Ｘ（←一応伏せ字…）なのは問題じゃない”って……人外の存在に慣れ過ぎじゃないのか？＞ベラ
思わず、読みながら「そこはいいんかいっ！」とツッコミを入れてしまいました（笑）。

<11/8/11>