黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

クマケット@ルイジアナママ

2011-05-13 | スイーツ
 くま型のクッキーというか、ビスケットというか…。
 甘さは控えめで、極シンプル。
 ちょっと硬めで、むかし懐かしい味がします。

 ルイジアナママ:新潟(三条) ※内『ギンガム』 三条マルシェにて

『豆腐小僧双六道中おやすみ 本朝妖怪盛衰録』京極夏彦(角川書店)

2011-05-13 | 読了本(小説、エッセイ等)
甲州の裏街道を行く、山伏姿の小悪党・飯綱使いの玄角と、楽をするため天狗の弟子になりたいと考え、玄角についていく鈍感男・権太。そしてそんな彼らを追いかけるのは…妖怪の定義に反して存在し続ける…豆腐小僧と滑稽達磨たち。
そこへ現れたのは、百姓たちに追われる女・おりん。歩き巫女である彼女が、村の寺に世話になっている最中、和尚が倒れ、そこに現れた僧侶・然貫曰く、蟹の化け物である彼女が和尚を呪ったためだという。しかしそれはでまかせで、然貫が寺を乗っ取る為に、和尚に毒を盛り、その罪をおりんに擦り付けたのだった。
その然貫らは、武田家の埋蔵金二十五万両を手に入れようと画策中。それを知った玄角もそれを横取りしようと、考える。
一方、豆腐小僧たちには、河童めいた妖怪・カンチキが加わり、おかしな風に。おまけに人間たちの騒動の余波で、豆腐小僧は、川に落ちて消えてしまい……

豆腐小僧続編。玄角たちにくっついて武者修行の旅を続ける豆腐小僧たち。武田の埋蔵金やら倒幕やらと騒ぐ人間たちの上に発生する、概念の生物たちと相俟って、ひと騒動…な感じ。
脱線につぐ脱線が繰り返されるので、ちっとも先に進まず、若干イラッとします。それがなかったら半分以下で厚さで終わる内容かな(まぁ、それが醍醐味なのかも、ですが/苦笑)。

<11/5/11~13>