黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロン・その1@シャトレーゼ

2011-05-01 | スイーツ
 フランボワーズ、プラリネ、レモン、紅茶、ピスタチオの5種。
 フランボワーズ、プラリネはそれぞれのマカロ生地に、ショコラガナッシュ。レモン、紅茶、ピスタチオは、それぞれの風味のクリームが挟まれています。 
 さっくり、しっとりとした食感(モノによってはねっちりかも)。ちょっと甘みが強いかも。
 全部で10種類だけれど、2つは買えなかったので、そのうちに…。

 シャトレーゼ:全国 

『私たちが星座を盗んだ理由』北山猛邦(講談社)

2011-05-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
駅の反対側のホームで見かける、名前も知らぬ一年先輩の男子に、片思い中の女子高生・アキ。
幼なじみのトーコに教えられたおまじないを試したところ、思いがけずにその相手の生徒手帳を拾い、その名前を知ることができた。
以来、彼女から聞いた、恋に効くおまじないを試すことに夢中になっていくアキだったが……『恋煩い』、
目を覚ますと医務室にいた“ヒバリ”。そこに来る以前の記憶はないままに、“妖精の学校”の生徒となった彼。
そこは海に囲まれた小さな島で、大人たちから隔離された子供たちが暮らしていた。
そんな中、クイナという少年との出会いから、島からの脱出を考えるようになるヒバリだったが……『妖精の学校』、
上京して五年。友人の連帯保証人になり、借金に追われる生活を送る“俺”は、ある日、池袋で携帯電話を拾った。
その携帯へのメールから、持ち主の男性・白井勇樹と遠距離恋愛をしているらしい“キョーコ”の存在を知る。後に、持ち主が事故死していたことを知った俺は、彼女がその事実を知らないらしいことをいいことに、大金を騙し取ろうともくろむが……『嘘つき紳士』、
東の国の王が治める土地の片隅にある村・ガリカ。
母は早くに亡くなり、木こりの父が仕事で遠出することから、たびたび羊毛織りの娘・エリナの元に預けられて育った少年・ウィミィ。
ある日、村を“石食い”と呼ばれる化け物が襲い、村人を石に変え、食べてしまった。何とかジャックネッタが退治したものの、エリナを始めとする多くの村人は石に変えられてしまった。彼女を守れなかった非力な自分を責めつつ、断崖に立つ彼女の石像を守り続けるウィミィ。
それから11年後。村長が、石になった人間を元に戻すことのできる西の国の王に仕える医師にして科学者、騎士にして密偵である“天才探偵ワイズポーシャ”を連れてきた。喜ぶ村人たちだったが……『終の童話』、
“私”(=姫子)が看護師として働く病院で、二十年ぶりに再会した夕兄ちゃん。彼は隣の家に住んでいた、姉・麻里のクラスメイトだった。
病弱だった姉が、その死の間際に遺した「七夕の夜に星が消えた」という言葉。“首飾り座”を消したのは彼だというのだが、いったいどうやって夜空から消したのか?ずっと気になっていた謎について、訊ねた私……『私たちが星座を盗んだ理由』の5編収録。

ミステリ短編集。
どれもロマンチックな雰囲気を漂わせつつ、切ない感じなんだけど、オチがビター…;
余白に続く彼らの物語が、知りたいような知りたくないような…。

<11/5/1>