黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『世紀末大(グラン)バザール 六月の雪』日向旦(東京創元社)

2006-08-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
1999年5月、ノストラダムスの予言によると、地球滅亡まであと4週間(から最長2ヵ月)。
28歳になったばかりのアナーキスト・本多巧は、わずかなお金を持ち、大阪へ向かった。たまたま入った店で知り合った二人組に仕事を紹介してもらうが、とっさに自分の職業は探偵だと答えてしまった事から、家出した中学生たちを捜すハメに。
彼等は“モール”と呼ばれるフリーマーケット的地域で、“源さん”を中心に独自の組織を形成していた。
お目付け役としてつけられた“男マン”な美少女・リィと共に捜索に乗り出すも、中学生達の失踪に関わりがあると思われる土建屋、郷田興業と安松組で奇妙な事件が発生し……。

第15回鮎川賞佳作。
解説の山田正紀さんも書かれてますが、確かに鮎川賞的には微妙かも(笑)。
メフィスト賞とかだったらよさそうですが(笑)。

<06/8/17>