黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

バラのゼリー@大阪屋

2006-08-01 | スイーツ
 クランベリーの真っ赤なゼリーの上に、バラのゼリー(透明)、イチゴとバラの花びらが1枚のっています。
 クランベリーの主張が強いので、あまり薔薇っぽくはないかも。
 甘酸っぱく、さっぱりした感じは夏向きですね。

 大阪屋:新潟(各地) 

『少女七竃と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹(角川書店)

2006-08-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
北海道・旭川。
25歳の誕生日を迎え、数日たったある朝、“辻斬りのように男遊びがしたい”との思いにかられた小学校教諭・川村優奈は、次々に7人の男達と交わり、父親のわからぬ一人の子供を産んだ……母には似ず、美しいかんばせを持つに至るその少女は“七竃”。
現在17歳である彼女の親友である美しい少年・桂雪風のいう“母がいんらんだと娘は美しく生まれるものだ”という仮説も当たらずとも遠からず。田舎という狭い社会においては異形でしかないその外見を持て余していた。
そんな彼女は鉄道マニアで、雪風と共に静かで完成された世界を形成していたが、周囲の人々は、彼女を放っておいてはくれず……。

桜庭さんの作品に象徴される“少女”の物語。七竃と雪風の2人の世界が、七竃の特徴的な口調も相俟って美しいです。
けして実ることのない恋を、自らの容姿で感じていかなければならない七竃が切ないですね。

<06/8/1>

† 新刊情報(06/08前半) †

2006-08-01 | 新刊情報
8/1
西尾維新『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』講談社

椹野道流『貴族探偵エドワード 赤き月夜に浮かぶもの』角川書店(文庫:ビーンズ)

五條瑛『エデン』文藝春秋

あさのあつこ『ありふれた風景画』文藝春秋

8/上
ドン・ウィンズロウ『砂漠で溺れるわけにはいかない』東京創元社(文庫)

8/9
矢崎存美『夏の日のぶたぶた』徳間書店(文庫:デュアル)

8/10
野梨原花南『マルタ・サギーは探偵ですか?3 ニッポンのドクトル・バーチ』富士見書房(文庫:ミステリー)

前田栄『結晶物語 3』新書館(文庫:ウィングス)

8/11
吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』暮らしの手帖社