黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『瓦礫の矜持』五條瑛(中央公論新社)

2006-08-03 | 読了本(小説、エッセイ等)
公官庁組織の監視を目的とするNPO団体、コモン・フューチャーの職員・神楽篤志は、東京から東北最大の街・仙水市へと赴任してきた。
国際的イベントであるプレW杯を間近に控えたその街で、神楽は新たに創設された県警の新部隊・特別機動隊を調査することに。この隊の警官たちは素行に問題がある不良警官ばかりで、“蛭捨て場”だった。
警察の理不尽な対応によって妹・二彩子を亡くした過去を持つ神楽は、怒りを覚えつつ、部隊長の黒羽警視に面会を求めるのだが……。
一方、そんな仙水市では、警察組織にそれぞれの思いを抱くものが集結しようとしていた……。

人間関係の入り組み加減はいつもの如くなのですが、主人公である神楽さんが今一つなので、ちょっと埋もれちゃってる気がしなくも;
個人的には、貨幣兄弟がお気になので、別のところでの再登場希望(笑)。

<06/8/3>