黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

亡國覚醒カタルシスTOUR @渋谷O-WEST

2006-08-07 | おでかけ
 アリプロの『亡國覚醒カタルシスTOUR』ファイナルである、東京・渋谷のO-WESTでのライブに行って来ました♪

†セットリスト&コメント

『殉教者の指』
『黄昏坂の首括りの森』New !>…東京での曲タイトルの説明なし(笑)。

 MC  マイクがうまく外れず、勢い余ってアリカさんにぶつかったり。

『コッペリアの柩』
『Wish』

 MC  

『人生美味礼讃』>ドラァグクイーンのお二人、インガさんとオリーブさん登場。
『GOD DIVA』>アリカさんの側にDQが寄り添っての歌い出し。それがおかしかったのか、イントロの魔笛のアリアのところで、アリカさんちょっと笑って歌えず。
『未來のイヴ』> DQ退場

 MC 血糊付眼帯(というかマスク)を着用。なかなかうまくつけられず…。

『白堊病棟』> 『.hack//』はバーチャルな世界(ゲーム?)で展開するお話(…番組等を見てないので全く内容がわかりません/笑)で、現実世界では病院で意識不明なキャラクター・志乃の為の曲。生で聴くと、より突き刺さるような、哀切な感じが倍増;

 MC 

『禁じられた遊び』
『聖少女領域』>アリカさんの手には鞭(ハタキのような)が。

 MC

『北京LOVERS』 LIVE ver. アリカさん退場。衣装を着替えに。
『from midst of town』 (インスト)

 アリカさん衣装替え※2

『愛と誠』
『戦争と平和』

 MC

『穢れなき悪意』New !>誰もが持っている『心の闇』(一般的に、何か事件が起こった際にいわれるものだけではでない)を歌った曲。

 MC

『地獄の季節』>DQ登場
『月蝕グランギニョル』

 一同退場。
 アリカさんが先に登場※3。次にヴァイオリンのお二人が着替えて登場。片倉さんはそのまま(笑)。
 MC メンバー紹介

 アンコール
『鎮魂頌』
『亡國覚醒カタルシス』
『勇侠青春歌』(仮)New !>日本的な言葉の目立つ歌詞の歌(『茜さす』とか『まほろば』とか…)。結構重低音。『青春歌』は『青春謳歌』とかになるかも、ということで(仮)と付けてみました。


†衣装
・片倉さん
 髪は久々に黒。左前が長め。
 黒かダークグレーのスーツ。下に白っぽい丸首のシャツ。靴は白。シルバーの十字架のネックレス(紐は皮っぽい感じなので、チョーカーかも)。
 キーボードを弾かれている時に、手首の辺りで銀色の何か(笑)が2つくらい揺れているのが気になったのですが、袖の飾りか何かでしょうか?

・ヴァイオリンのお二人(渡辺さん、杉野さん)
 渡辺さん、杉野さんとも黒のフリルシャツに黒のパンツ(杉野さんは皮のパンツっぽかったかも)。黒の靴(渡辺さんの方は見えなかったのですが、多分)……と黒ずくめ。
 アンコールでの衣装替え後は、地獄の季節ライブでも着用の憂国シャツ(今回の紹介の時には『亡國』といわれたような気もするのですが…)。※日の丸に墨文字のシャツです。

・アリカさん
 その1(~『北京LOVERS』)
 パール色の緩いウェーブのかかったロングウィッグ着用。
 スカートは、薄いピンクのオーガンジーというかシフォン素材。下にスカート部分(左前は開いてます)、上に同じ生地を重ねて、二重になってる感じ?(あるいは下はパニエなのかも)。左肩(というか二の腕)にも同じ生地が掛かってました。
……もしかしたらワンピースなのかも(上につながっている部分があまり見えないので、判断が微妙;)
 上は黒皮(合皮かも)のビスチェ。同素材での肩紐は右のみ。リボンで接いだり、間が開いていて、下からスカートと同じ生地が見えていたり、パンクなテイスト。 
 靴はエナメルの厚底ロングブーツ(太ももくらいまでの)。
 アクセサリ類は、黒い鎖でつないだ黒い大きな十字架(DQのおふたりと色違い)。他に、パールの5連くらいのチョーカー。左手首にブレスレット(輪のやつをたくさん)。ネイルは黒地にキラキラなストーン?(以前HPで書かれていたお気に入りのサイトさんのネイルチップかも)のもの。どんなものかは見えませんでしたが、『白堊病棟』の前に眼帯を付ける際、イヤリング(簡単に外れてたので、ピアスではない気が)を外されていたので、それまでは何かを付けられていた模様。
 左二の腕のタトゥーが、いつもの蝶から鷲に。
 最初、額というか眉間のあたり、何かキラキラしたものをビンディのように貼っていた気がするのですが、曖昧(笑)。

 その2(~『月蝕グランギニョル』)
『亡國~』のジャケットの衣装および髪型と帽子。
 前述のブーツを履いているので、パンツは太ももくらいの長さまでしか見えず。
 本物の軍服が着たかったそうですが、いろいろと問題があるので、オリジナル。肩や袖口についているモール(?)は“遠き兄”のもの。
 勲章類は左胸あたりにたくさんついてました(細かいところまでは見えませんでしたが、アリカさん曰く、可愛らしいものらしいです)。

 その3(アンコール)
 上は血糊つきサラシを巻いて。他は黒いパンツにブーツ。
 多分、その2の衣装の上の軍服を脱いだ状態。左目から血の涙。


ドラァグクイーン
・インガさん
 髪は、ストレートとカーリーの組み合わせみたいなウィッグ。
 黒のホルターネックのワンピース。
 途中から地模様の入った黒のレースに切り替えが入っていて、左前太ももの辺りの位置に同じ素材で花のコサージュ。
 靴は厚底サンダル。土台は黒ですが、上の部分は透明(ビニール?)。
黒い鎖でつないだ大きな十字架(色は良くわからなかったのですが、巻き付けてある針金っぽいのは黒)。
 衣装・その2(『地獄の季節』『月蝕グランギニョル』)
 首にピエロ服のような白いカラー。黒の合皮のツーピースで、スカートは燕尾(『聖少女領域ライブ』の時のと同じ?)。黒い網タイツ。
 頭に赤い薔薇のヘッドドレス。

・オリーブさん
 髪は、肩くらいの長さのボブ(内巻き?)。
 黒のホルターネックのワンピース。
 インガさんとは違って、ちょっとバッスルぽかったような気も(後ろにボリュームのあるデザイン)。
 頭に赤か濃いピンクのお花のヘッドドレス。
 靴は黒い厚底サンダル。インガさんと同じ大きな十字架を。
 衣装・その2(同上)
 上はベージュ(ゴールド?)地に紺色の模様の入った(後ろを紐で編み上げる形の)コルセット。
 下はスカート…というか、右側は長い引きずるようなキラキラなラメ生地を巻いていました。左側は美しいおみ足全開(太ももに黒いガーターベルト)。
 髪の右側に前述のお花のヘッドドレス、左側に蝶の髪飾り(クリップ?)。
 ショッキングピンクの羽根のマフラー(バブリーな感じの)を纏ってました。


†MCより
・PV制作秘話。
①ロケ地はラブ(SM?)ホテル。檻があるところで撮影したかったアリカさん。関係者の誰かが、そのホテルに檻があることを知っていたということで、そこに決まったそうです(誰なんだ、一体/笑)。ちなみに、お部屋の名前は『巌窟王』…名前にちなんでか岩があったとか。他にも、鞭とか羽とか洗濯バサミとか……(爆)。
②アリカさんのやりたいことは85%くらい実現できたそうです(残りの部分は、放送禁止的要素らしい/笑)。磔刑の青年は、下は履いてますが、本当は全部脱がしてボカシを入れたかったらしい……(青年は、やります!といったそうですが)。
③白塗り着物姿のアリカさんは、今は無き、滅ぼされた国の姫君の亡霊という設定だとか。
④大駱駝艦の若林さん(※白塗りで踊ってる男の人)は、普段こういったものには出ない方だそうなのですが、アリカさんがどうしても出ていただきたくお願いしたとか。彼はアリカさん的に“イケてる”男性らしいです。

・『コレクシオン~』ジャケット撮影秘話。
 デザインはエロヘレと同じ方が担当。その方がどうしても撮影したい場所があるということで(地球やジャガーは合成)、実際にその場所へ行き、木に登ったり、沼に入ったりしたそうです。
 そしてその場所が山の中ということで、運動嫌いで運動靴を持っていないアリカさんは、その為だけに、(ブランドを失念しましたが;)キッズサイズのペタンコな靴を購入。運動嫌いな割に、目的地までの道のりは2番手で到着されていたそうです(笑)。

・各種予告
 8/末に慶應の巽教授たちとの共著で『人造美女は可能か?』(慶應義塾大学出版会)が発売。アリカさんは歌詞の中の少女について書かれているそうです。表紙は恋月姫さんのお人形。
 9月に『.hack//』のOST・第2弾が発売。
 12/24に『月光ソワレⅣ』。それに合わせてストリングスアルバムも発売予定。
 『ローゼンメイデン』関係で、その間にシングルか何かが出るようです。
 片倉さん&ヴァイオリンお三方はこれからパリでレコーディングの予定だとか。アリカさんは本当に置いていかれるのでしょうか?(笑)

・映画『エコール』
 現代版赤ずきんちゃんともいうべき作品『ミミ』の監督、ルシール・アザリロヴィック氏の作品。
 森の中の学校に集められ、生活する7歳から12歳までの少女たち。棺に入れられ運ばれてくる彼女たちは、そこで自然の生態やダンスを学ぶ……というストーリー。アリカさんお勧めの1本。秋に公開予定です。
 とりあえず渋谷のシネマライズでは公開されるようですが、他は未定。……でもうちでは、やらないでしょうね…きっと(笑)。

・オリーブさんは、アリプロ共演史上における(インガさん、リンゴさん、ゾフィーさん、オリンピアさんに続く)5人目のドラァグクイーン。(※めちゃめちゃ美人さんで、背も高く、肌も綺麗vvスーパーモデルのような方でした♪)アリカさんが最初に会われた時には浴衣姿だったそうで、もしアリカさんが男性だったら恋をしてしまいそう(もうちょっと違う言い回しだったと思うのですが、曖昧;)、と思われたとか。
 わたしの位置からは、ちょっと離れていて、しかもアリカさんの陰になっていたりしてよく見えなかったのですが、近くで見られた方によると、客席にウィンクされたりしてたようです(笑)。


†感想(というか願い/笑)
 ここ最近の人気急上昇の所為か、チケットの売れ行きもすごかったようで、当日券の販売もなかった様子。キャパ的にもっと広いところでやって欲しいですね……というか、座れるところで(切実)。

ジャスミンライチ@LEMON DROP

2006-08-07 | スイーツ
 夏季限定。
 タピオカ入りのココナッツムース(…らしいのですが、タピオカの弾力があり過ぎて、ゼリーみたいな気が/笑)の上に、ジャスミンティのゼリーがのってます。
 その間に、種を抜いたライチが1つ入っていたのですが、上のゼリーから食べているときに、どうにもイカに見えて仕方がなく…(笑)。

 LEMON DROP:東京(吉祥寺)

ライブ前記

2006-08-07 | おでかけ
 アリプロライブの為、上京してきました(笑)。

 朝7時に家を出発。高速バスに乗って、池袋へ予定よりも若干遅め(渋滞で20分遅れ)に到着。
 さくっと本屋さんでチェックした後、サンシャインシティの輸入食料品店で紅茶を買い(笑)、吉祥寺に移動。

 今度こそ、前回行けなかったLEMON DROPで、シャルロットを食べよう!と目論んでいたのですが……メニューにありませんでした(涙)。※代わりに食べたケーキについては別記。
 本当はもう一軒くらい、ケーキ屋さんに寄りたかったのですが、また地震が起きたら(去年のライブは地震で散々な目にあったので/笑)嫌かも~と、とりあえず会場のある渋谷へ移動。

 まずは、恋月姫さんの写真集『人形月』発売記念の展示会を見る為に、『マリアの心臓』へ……あちこち迷いつつ、何とか到着(笑)。
 あまり広くないワンフロアのスペース(多分10人も入ったら身動きが取れないかも…)ですが、優美な音楽が流れ、そこが渋谷だということも忘れてしまいそうな静謐な雰囲気。
(過去2度間近で見てますが)そして、やはり溜息もののお人形たち……。
 てっきり恋月姫さんのお人形だけが展示されているのだと思ったら、同時開催の横井まい子さんの絵画展『アリスの少女展』の絵画や、他の作品なども展示されていました。
 個人的に、隅に何気に置かれていた天野可淡さんの『妖精』に驚いたり…。

『マリアの心臓』を後にし、まず会場の様子を見ておこうかなぁと、O-WESTへ。4時半頃だったのですが(注:開場は6時)、会場前には既に人いっぱい(爆笑)。
 一応さらっとその前を通過して、知り合いがきていないことを確認しつつ、フェイドアウト(笑)。
 会社へのお土産に、予ねてから買ってみようと思っていた『ハチ公サブレ』を探しにでかけました。
 製造元は仁科屋さんというお菓子さん(現在そこでは販売しておらず、隣のビルで販売しているとの情報が)で、O-WESTからも近い道玄坂にあるらしいというのは地図で確認していたのですが、どうにも見当たらず; 
 件のビルはようやく見つけたものの、貼り紙がしてあって微妙な感じだったので、もう1箇所置いてあるというマークシティーに。何だかんだとありつつも、無事ゲット(笑)。
 まだ大分時間もあったので、時間つぶしも兼ねて、ブックファーストへ涼みに(笑)。

 そうこうしている間に、5時半近くになったので、会場へと移動。会場前でタイミングよく、知っている人々に会え、しばし挨拶&歓談など。
 どんどん増えていく人々に驚異を覚えつつ(何だかものすごい人の数だったので/笑)、時間まで待機。
 整理番号順に整列が始まり、とりあえずA80番まで。その以降は開場後に入場ということらしく、開場後もしばらく待ち(今回は、整理番号が史上最も遅く、A100番台だったので)、ようやく中へ。
 ちなみに今回は、A番号、B番号、C番号があったようです。AはFC先行予約、Bは一般売り…と思っていたらCって(笑)。多分これは、Bが『亡國~』に入っていたチラシ先行予約、Cが一般売り…ということなんでしょうね(ちなみに当日券は発売なしでした)。


 そして、開演……。

『美しいキラル 4』前田珠子(新書館)

2006-08-07 | 読了本(小説、エッセイ等)
ある朝、皆が目覚めると、置き手紙を残し、姿は消していたファガル。沈み込む一行の前に、キラルの婚約者だと名乗る少女・ハヴァラーノが現れた。その存在を否定するキラルを尻目に、リカリルやサリームの理解を得、取り入る事に成功。
一方その頃ファガルは、キラルの兄・ガルファールからある事柄を条件に、常春の楽園・サフォリアで彼の恋人役を勤めさせらていた……『婚約者だと名乗った彼女』、
“悪夢の午後”と後に呼ばれることとなる一日。サリームの祖父で、無敵と尊敬されていた、ル・カーン・ディリルが、ハヴァラーノを庇い、負傷し……番外編『心破れたハヴィ』の2編。

大半は『婚約者~』、『心破れた~』は30ページくらいの短編(……というか殆ど続き)。
ようやく新刊が~♪
みんなの“おかあさん”なだけでなく、“おねえさま”の称号(笑)まで手に入れてしまったファガルが素敵です(笑)。
最後の方は一転シリアス。続きが気になります~;

<06/8/7>