黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『恋する死体 警視庁幽霊係』天野頌子(徳間書店)

2006-05-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
警視庁捜査一課・清水が待ち合わせしていた、元先輩刑事であった私立探偵・新堂が時間になっても現れず、その後、家にも帰っていない様子だという。
写真から生死を判別できる能力を持つ特殊捜査室の桜井文也の透視によると、新堂は既に亡くなっており、その遺体は、どこかの病院らしき場所に保管されているという。捜査の結果、それが文京医科大の付属病院であることが判明、特殊捜査室の柏木雅彦警部補は、元同僚の死を訝しむ清水と共に病院へ向かう。
彼の死因は心疾患。元々心臓を患っていたため、病死とされていた。
しかし被害者の霊と会話が出来る柏木は、新堂が死ぬ直前、担当医・池上龍之介の医療詐欺を探っていたことを聞き出し……。

『警視庁幽霊係』の続編。
今回もおもしろかったですが、“警視庁の最終兵器”と呼ばれる伊集院さんの能力の設定が、いまひとつインパクトに欠ける気もします;
……個人的に今回の帯の(推薦コメント)人選にちょっとウケました(笑)。

<06/5/30>