『九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 私立霧舎学園ミステリ白書』(講談社)

九月。霧舎学園2年生の2学期に入って最初のイベントは、京都への修学旅行。
羽月琴葉と小日向棚彦は、学園理事長のさしがねにより、京都の倉崎六角屋敷で『アステカの秘宝』を探すべく、暗号を解くことに。そんな中、倉橋家の三姉妹の次女・明日香が何者かに掠われる事件が……。琴葉は、棚彦たちと同じく暗号解読の為に呼ばれていた、"なる"という探偵と共に彼女の捜索をすべく、プリクラと地図を手掛かりに京都の町を駆け回るが……。
一方、その頃学園でも同じように、頭木たちがプリクラの謎を追っていた。

二つの場所で同じように提示される謎を解いていく感じは、おもしろかったですね。プリクラの秘密は、気付いていたのですが、てっきり自分の気の所為だとばかり……(笑)。

<05/11/10>