黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『まどろむように君は されど竜は罪人と踊るⅦ』浅井ラボ(角川書店)

2005-11-14 | 読了本(小説、エッセイ等)
飯を食べていたガユスとギギナは、デュピュイという男から護衛の依頼を受ける。彼は以前彼を助けてくれた友人を危機から救う為、自分がいた組織を裏切り、敵対している組織へ情報を売ろうとしていたのだが……『黄金の泥の辺』、
顔見知りの刑事から紹介された依頼は、元刑事・ソリダリと妻・ジェナイアの離婚の仲裁。彼女はその夫の後輩・セレロと不倫をしており、それ故にソリダリは自らの正しさを主張し、離婚を承知しようとはしなかった……『しあわせの後ろ姿』、
ガユスとギギナが、依頼の途中に訪れた楽器屋。そこで二人は、店主・クレスコスの息子・ウェザーズが家を出る際に持ち去った椅子の脚を取り戻して欲しいと頼まれる。彼は六弦琴の奏者をしていたが、腕はいいものの何かが足りず……『三本脚の椅子』、
一日だけ嘘を吐いても良いという”愚者の日”。ガユスに騙されまくったジヴーニャは……『優しく哀しいくちびる』、
モルディーンの十二翼将のお話『翼の在り処』の5編。

読むと凹むので、つい後回しにしてしまうこのシリーズ(笑)。……でも今回は後味は悪いものの何とか大丈夫(?)でした(笑)。
『優しく~』のジヴとジャベイラの対決が爆笑でした(笑)。

<05/11/14>