CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

あしたのジョー

2011-02-14 20:56:00 | ドラマ映画テレビ感想
実写版といえばいいのか、
映画館で、新作の「あしたのジョー」を見てきました

正直、ヤマトははずれだろうと踏み、
こっちに照準をあわせておったしだい
まぁ、どっちも見に行っておけばよかったんじゃないかと
思わなくもないですが、
何かしら、そういうものであります(説明しなさい)

さておき、そんなどうでもよいところはおきつつ、
話題作といって相違ないでありましょう、
漫画原作の実写といえば、
非常によくないことばかりを思い出してしまいますが、
今回は、今回こそわと、
香川さんと、伊勢谷さんが出るというだけで
それ目的に見に行ったのでありました

感想:思った以上に普通だった

褒めてんのか、けなしてんのかというところの評になってしまいますが、
正直、身構えたというか、なんとも
とんでもないできばえなんじゃないかと、
逆の意味での期待(いわゆる悪い予感というやつですな)が強すぎて、
かなり全うに、むしろ、作りこんできているという
そのまじめなできばえに、変に拍子抜けしたというのでありましょうか
なかなか、普通にボクシング映画だなと
そんな感じになっていたように思うのでありました

そもそも、原作を中途半端にしか知らないから、
見方として、なんか間違えていたんじゃないかなと
反省してしまうところであります
あしたのジョーっていう漫画が、どういう漫画だったか、
ジョーの生い立ちとか、なりたちって
どんなだったかを、よくよく覚えていないまま、
ああ、丹下段平が「立て、立つんだジョー」っていう漫画だよなと
うろおぼえもはなはだしい感じであったので、
映画をしっかりと見ていなかったという
私の反省を書いてどうするという感じ

漫画の生き写しのようなメイクで出てきた
香川さんの役者魂は半端ねぇなと思いつつ、
本当に絞り込んできたんだなとあっけにとられるほど
見事な肉体を披露した伊勢谷さんといい、
役者のなみなみならぬというか、
なんか、凄いんだけど、かみ合ってなくね?と思えてしまうところが
ちょっと残念でありましたところ
いや、そんだけ体作りこんだし、すげぇ気合はいってるのに
ストーリーが、完全に漫画じゃないか(仕方ないだろう)
そのズレがなんだか、惜しいというか
忍びない感じであったように思うのであります

リアルすぎたといったらいいのか、
あんだけ作ってきて、作りこんでいて、
だけども、第一ラウンドから、
アッパーしか打たない作戦とか、
お互いノーガードとかは、見ていると、
そこだけ漫画すぎて残念という感じになってたのでありました

まぁ、面白かったからいいかと済ませてもいいかと思うのですが、
ちょっと、燃えて燃えたつくりなのに、なんでか
いろいろ惜しいなぁそういうところに落ち着いたように
感じたのでした

キャラクタとかよくわからないので
なんともいいようがなかったですが、
原作知っている人だと、いろいろ文句を言いたい改変などが
山盛りあったようでありまして、
そこは詳しい人にまかせつつ、確かに
唐突な設定というか、その設定は掘り込んでもらわないと
拾うことができないと、知らないで見ている私は感じたと
なんのことだかぜんぜんわかりませんが、あれだ、
お嬢さんの秘密の件だ

そんなことをメモっておきつつ
役に立たない感想文をしたためておくのでありました
主役のジャニーズの人も、悪くなかったんだけど、
ジョーのイメージじゃないなぁというのが
これまた惜しいと思えてならんのでありました
昨今流行のいわゆる「天才」で、なにやっても勝てるというか
そういう、才能でなぎ倒す系と違って、
わりと泥臭い感じがジョーじゃないかなと思うほど、
そこが違って見えてしまいましたね、
いい男過ぎたのかもしれない
だいぶ体作っていたようですが、筋トレでつけたという感じで
伊勢谷さんと差が出てたのも、
ちょっとかわいそうだったと、思ったりなんだったりメモメモ