CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

フェイク~京都美術事件絵巻

2011-02-08 23:09:03 | ドラマ映画テレビ感想
フェイク~京都美術事件絵巻

ずっとじゃないけど、見てました
俺が見ないわけにいかないだろう
そんな内容で、名前からして、ちょっと
ギャラリーフェイク的な話になんのか、
っていうか、それだったらギャラリーフェイクを実写でやってくれ

余計なことを考えつつ見ておったんですが
いや、びっくり、
これをギャラリーフェイクっぽいといったら怒られる
これは、まったく別のサスペンスものなのだ
そして、これとして単体で面白いものなのだ
凄く反省したのであります

第一回の若冲の話については、
なんか、京都弁が無理やりすぎてというか
全体的に、京都弁のせいで、窮屈なつくりになってんじゃないかと
わけのわからないことを思っておったんですが
気づいてみれば、南野洋子さんが
なんと美人なんだろうと、いまさらながらに惚れてしまうほど
にんともかんともという具合で、
もう、あの京都っぽいなまりでないとたまらん感じになったのが
なかなか楽しい記憶であります
出てくるキャラクタ、また、
話も、確かに人が死んでしまうのですが、
そんなにしつこい重たさとかもなく、よくある刑事ものというと
失礼な気がしてしまいますが、
そんな按配でありました

もっとも、このドラマについては、
もう、チカラのいれ所を完全に間違えたと思われる
美術品に本物を使おうという、その
暴挙というか、なんというか、それだよNHKという
心意気を汲み取ってみるのが楽しかったのでありまして、
贋作として用意されたりなんだったりを見て、
結局、あれは本当に存在する器や絵の話だったのか?
よくわからないまま、話が面白かったからいいかと
流してしまうことがたびたびありました

今回、最終回を終えて、
なんで、犯人捕まらなかったんだろうかというか、
あいつ何がしたかったんだろうかと
そのあたりはさっぱり分かりませんでしたが、
次回というか、続編ができるようなことがあれば、
番組後に、フェイク紀行じゃないですが、
美の壺めいた、主題になった美術品の薀蓄5分コーナーとか
設置してほしいよなぁと
思ったりしてしまったのでありました

とりあえず、肩の力を抜いて
なんだかんだ、楽しみに見てしまったのであります
割と、平たくというか、美術品も
結構多岐にわたった感じで扱ってもらえたし
なかなか、眼福でありましたとかなんとか

あのテイストで、へうげものもやるんだろうかと
ちょっとだけ気になったんですが
どうでもよいことでありますね、
あ、刀剣は出てなかったから、そのあたりは
やってほしいとか

もう、本当にどうしようもない殴り書きを残しておきます