CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】下戸は勘定に入れません

2014-11-20 21:45:21 | 読書感想文とか読み物レビウー
下戸は勘定に入れません  作:西澤保彦

少し不思議的なSF小説でありました
お酒にまつわるドタバタコメディかしらと
考えていましたが、そういうわけではなく、
時間旅行を加えたような不思議なお話で、
なんだかんだとほのぼのとした物語でありました

と、書いておいてなんでありますが、
意外と人死にもあり、辛い過去もありといったところで
読み始めは、なんというか、暗い気分で
これははずれかしらねと思っていたものの
最終的には、大団円というではないですが、
まぁ、はればれという具合なので
よかったんじゃないかという
終わりよければなんとやらの、典型にあたったようで
楽しめたのであります

あっというまにさらさら読めてしまい、
特段に、これという印象もないのでありますが、
暴論とも思えるような、推理、推察、もう忖度といった
そういう類が披露されて、何かしらが暴かれるというところは
読んでいて、なるほどと思うような、
ちょっとお仕着せでないかと思わなくもとあったり
もんもん、読み進めたのでありました

感動とかではないけども、からりと笑って終わる
そういう物語だったように思います


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