CLASS3103 三十三組

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青天を衝け  栄一の嫡男

2021-12-05 21:11:18 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了しました
そうか、もう30年も経ってんのか、
御一新も遠くになりけりといった感じだが、
本当、話数の配分おかしいよなと改めて思ったのである
面白いからいいんだけどもさ

さて、徳川万歳の会については、面白いというか、
昔から日本人はああいうの好きなんだなと思うので
ほほえましいところでもあったんだが、
考えてみると、明治政府からしたら、相当にキモが冷えるというか
嫌な会であったろうとも感じたのでありました
久しぶりに様々なメンツと会えているという、あの気のいい仲間との同窓会みたいな感じは
嫌いじゃないなぁとも思ったりするわけなんだが、
政府とも近い渋沢という男がありつつ、
あれをできたというのは、なんというか、凄いと思わされたのでありました
これもまた、政治に力をもっていたという証左ですらあるんじゃなかろうか

さておいて、先様が久しぶりに出てきたけど
とても悲しい感じで、また、徳川万歳のときには駆けつけることができなかったというのも
考えさせられるところなんだけども、それを過ごして、
ようやっと東京に復帰、それを渋沢がこしらえたというのは
本当すごいことだなと、武士でもないのに、
主君への忠義が見事だと、つくづく思わされたのでありました

それとはまた別に、国産勢による暗殺未遂というか、脅しがあったというのが
なかなか考えさせられるところでありまして、
あれを受けて、殺す気があったかなかったか、それをはかる栄一というのが
幕末を生きた男っぽいなぁと、物語的に見ていたんだけども、
喜作ならいざしらず、栄一でそれ、わかるかなぁとも思ったりしたのであった
まぁ、そういうとこ気にするもんじゃないのはわかってるんだけどもね

そして、タイトル回収でもないが、
どうにものってこない弱弱しい嫡男のあれこれが、
朝ドラっぽいそれだなと思ってみていたんだが、
偉大な父親を持つ息子というのは、
だいたいあんな感じにならざるを得ないんだろうかなとも思ったりしたのである
時代が違うが、吉田茂の息子も、あんな感じだったような気がするんだが
それはドラマの描き方が同じテンションだからだろうか
ともあれ、所帯はもったようだし、なんだかんだ、
前向きに生きているのは確かなようなので
とりあえずよしとしておくのである
というか、やっぱり大河で、親子のどうのこうのというか、
子供の反発というのは、謀反とかいうレベルじゃないと面白くならんなぁと思うのであった

あと、何回だ、わからんが、そもそも
何をやって終わるのかわからないまま、
また次週を待つのであります

追記:
そういや、暴漢が車を降りてから、やたら立ち居振る舞いというか
殺陣がいいなと思ってみていたんだが、どうやら、特撮のスーツアクターで有名な人だったそうで、
けれんみのある動きがよかったと思ったのであった
そういうところこだわるの好きだなぁ


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