CLASS3103 三十三組

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鎌倉殿の13人  義時の生きる道

2022-06-05 21:03:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
視聴完了しました
今月はじっくりと曽我兄弟のかたき討ちをやるようで、
なかなか楽しい序盤でありました
と、偉そうに書きながら、日本3大かたき討ちと言われている
この事件について、なんもしらんのである
他の二つは知ってるのに…、
そういや、富士山にいったとき、そんな看板見たなというくらいの知識である

そんな視聴者に配慮したように、唐突に出てきた曽我兄弟と、
そのあらましをみんながわかりやすく解説してくれるという
とても親切なシナリオになっていて、
そういうことかと納得しつつ見ていたら、
気づくと頼朝暗殺まで抱っこになっているというのがなかなかよくて、
この話の序盤としては、最高にいい滑り出しというか、
利害関係者のリストアップと、まず第一想定が披露されるという
ミステリだったら、解決に向けての序盤といった感じで
最高に楽しかったのでありました
比企がいい、とてもよすぎるわ

曇り続ける小四郎は、かわいそうだとは思うものの、
三浦のあれは気遣いの言葉だったのか、いまいち覚えがないもんだが、
姉との懐かしいやりとりだとか、ああいう人間性というか
唐突に昔を思い起こさせるそれというのが、
義時の弱った心を慰めているようでいて、
これからの変化をより鮮やかにするための思い出語りでしかないようでもあって
なかなか怖いと思ったのであります
いい話が、素直に受け入れられないのがこの物語の嫌なところだな

相変わらず坂東武者たちの面倒くささ極まった感じが
なかなか面白いというか、このやりとりもう、何回目だという感じで
あの飲み会絶対行きたくないなと思わされるばかりでありました
蒲殿がかわいそうだわ

割とあっさりというか、とうとう大天狗も片付いてしまって
これはこれで時代が過ぎたということなんだなと
当時のそのすごさすごみというのが、想像することしかできないけど
本当に衝撃だったんだろうなと思うばかりである
あれでいて、大仏開眼の話をもってきたりして、
さらっと功績というか、よいことも書くというのがいいですな
このドラマの数少ないいいところは、
死ぬときにちょっとだけいい人だったことが思い出されることだろうか
小四郎の死にざまが楽しみだ
やつだけ逆走してる感じだから
最初のころを思い出させるシーンで〆たら、じつによくなるんだろう

とりあえず、なかなか楽しい種まきの回だったので
次回が早くも楽しみでしかたないのでありました


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