マチネの終わりに 作:平野啓一郎
ある男性と女性が、急速にひかれあってくっつきそうになって、
些細なつまづきが続くことで、それが叶わない
その間に二人には、様々な人生が訪れる
なんて、詩的(でもない)に語りつくせる構成でありますが、
これを読んで、はらはら楽しめた自分をとても褒めたい
ようやく、こういう小説の面白さというか、
楽しみが理解できるようになったんだと
感激ひとしおの現在なのであります
つまるところ、興味ないジャンルの小説なのに
凄い面白かった
私がどうこうではなく、この小説が素晴らしいのでありました
筋は前述の通りなので、
あとを語るともうネタバレになってしまいそうで
なかなかよろしくないわけでありますけども、
読んでいて、続きは気になるし、なんとつまらないことで
ままならなくなるものかしらと、
その翻弄されるかのような様に、まさに一喜一憂させられたのでありました
この感情が揺らされる感じが、感動と呼ぶそれでありましょう
近しく感じたことがなかったそれで、
とても楽しかったのであります
最終的に、あることが露呈する段階において、
そこは察しが良すぎるんじゃないかしらと
思わなくもない展開についても、
なんだろうか、そこまで丁寧にその問題に振り回される様を描いたおかげで、
唐突にみえるご破算が、鮮やかな形で見えたように思えて
なんというかな、そういうことあるよなぁなどと、
興奮して読んだのであります
ずっと気になっていたというか、それに悩んできた人ならば、
その空気というか、雰囲気というか、何かをとらえてしまうものだろうと
もう、読んでないと何のことを言っているのか
まったくわかりませんな、
もしかすると読んでいてもわからないかもしれない
ラストも、もう、ハッピーとか、そうでもないとか、
それは別にして、そして二人のその後がどうなるかは
まるで見通せないのだけども、
ただ、このラストを迎えたということが、
実に小説の終わりなのだなと感激、
いつもなら、オチのひとつもつけてほしいなどと
つまらんことを考えてしまうところが
これだ、これで完成というか、この小説は終わればよいのだなんて
思ってしまったりしたのでありました
大変興奮した筆致となっていますが、
本作は、そんなにあくせくというか、起伏する内容ではござんせん
でも面白い小説なのは間違いがないのであります
ある男性と女性が、急速にひかれあってくっつきそうになって、
些細なつまづきが続くことで、それが叶わない
その間に二人には、様々な人生が訪れる
なんて、詩的(でもない)に語りつくせる構成でありますが、
これを読んで、はらはら楽しめた自分をとても褒めたい
ようやく、こういう小説の面白さというか、
楽しみが理解できるようになったんだと
感激ひとしおの現在なのであります
つまるところ、興味ないジャンルの小説なのに
凄い面白かった
私がどうこうではなく、この小説が素晴らしいのでありました
筋は前述の通りなので、
あとを語るともうネタバレになってしまいそうで
なかなかよろしくないわけでありますけども、
読んでいて、続きは気になるし、なんとつまらないことで
ままならなくなるものかしらと、
その翻弄されるかのような様に、まさに一喜一憂させられたのでありました
この感情が揺らされる感じが、感動と呼ぶそれでありましょう
近しく感じたことがなかったそれで、
とても楽しかったのであります
最終的に、あることが露呈する段階において、
そこは察しが良すぎるんじゃないかしらと
思わなくもない展開についても、
なんだろうか、そこまで丁寧にその問題に振り回される様を描いたおかげで、
唐突にみえるご破算が、鮮やかな形で見えたように思えて
なんというかな、そういうことあるよなぁなどと、
興奮して読んだのであります
ずっと気になっていたというか、それに悩んできた人ならば、
その空気というか、雰囲気というか、何かをとらえてしまうものだろうと
もう、読んでないと何のことを言っているのか
まったくわかりませんな、
もしかすると読んでいてもわからないかもしれない
ラストも、もう、ハッピーとか、そうでもないとか、
それは別にして、そして二人のその後がどうなるかは
まるで見通せないのだけども、
ただ、このラストを迎えたということが、
実に小説の終わりなのだなと感激、
いつもなら、オチのひとつもつけてほしいなどと
つまらんことを考えてしまうところが
これだ、これで完成というか、この小説は終わればよいのだなんて
思ってしまったりしたのでありました
大変興奮した筆致となっていますが、
本作は、そんなにあくせくというか、起伏する内容ではござんせん
でも面白い小説なのは間違いがないのであります
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