CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

新世紀のビッグブラザーへ

2010-04-28 21:20:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
新世紀のビッグブラザーへ 作:三橋 貴明

なんでこんな本読んだんだろう
そんな、身も蓋もないことを思ってしまったのですが
なんというか、こう、思想的なものが
全面に出ているというか、それしかないので
なんとも後味が悪いように思われたのでありました

個人的に、政治色が強すぎるというか
なんか、危機感を煽ろうというのか、そういう気持ちと
内容が出過ぎているものは、小説として
面白いとかいう以前になってしまうとしみじみ感じた次第
どうも、ネットで最初は掲載していたということらしく
そっち読んでおけば、特段に、書籍として読む必要は
感じないとか、なんか不平不満ばっかり出てしまう
それくらい、印象は強烈な本でした

物語というほどのこともなくというのか
そういう小説ではないと、限って読んでしまうべきだと
つくづく、今になって気付いたわけでありますが
オチの部分がもう一つよくわかんなかったり
結局なんだったんだと、首をかしげてしまった次第
取り上げている内容から目をそらしたいという
私の脆弱ななにかれが、そう思わせたのかもしれないと
ちょっとだけ感じましたが
小説、娯楽といったジャンルではない
そこを面白いと思うものではなく、それによって
何かを考えないといけないと

そういうことしたくないから本読んで空想というか
逃避している自分には、残念ながらあわなかったのでありました
この手の内容は、たかじん見ているだけでお腹いっぱいであります


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