デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界 著:村上春樹
変わった小説かしらと思って読んだら、ちゃんとタイトル通りの読み物だった
DSMと略称で読んでいるが、この人が手掛けたJAZZのジャケットに関して
つらつらと思いのまま書いたと思しき内容であります
まぁ、ジャケットがきっかけであるものの、内容の大半はそのレコードそのものを書いてて、
ある種の音楽評論的な内容でありました
村上春樹って、JAZZ好きなんだな、好きそうだなとは思ってたけども
と、まぁ、そういう感想を抱いてしまうくらい
当たり前の素養かもしれない、村上春樹とJAZZという繋がりが
この本から読み取れるわけだけども、
JAZZでもとりわけ、実際の箱で演奏したものを録音したものだとか、
ちょっと風変わりなレーベルの話なんかもされていて、
知識がないから、ちんぷんかんぷんだったけども、
好きな人が書く文章特有の匂いというか、楽しさというのが文章のそこかしこから漂ってきて
理解はできてないけど、とても楽しそうでよかったと
そんな気分になったのでありました
出てくる演奏者の内、チャーリーパーカーとスタンゲッツしか、名前がわからないくらい
JAZZ知らないというか、多分時代が古いと思しきそれこれで、
ビバップとか、ブギウギとか、様々な単語も出てくるし、
この後の年代として、ビルエバンスとか出てくるそうなので、
古典というか、JAZZの時代としても少し前のそれで、また、そこの味についても語っているのが
非常に楽しそうで何よりでありました
音楽を文章で読むというのは、個人的に好きな道楽なんだけど
村上春樹の筆致によると、それが一層楽し気で
一曲も聞いてないのに、あのジャケットの盤はすごいよかったんだなとか
そういう気分にさせられるのも楽しいといえば楽しい
不思議な本でありました
実際にコレクションとして持っているジャケットが紹介されていて
確かにかっこいいなと思うのだけど、
まったく同じ絵で、色をちょっと変えて出しているとか、
しかも、中身は全然違う曲だったりとか
ジャケ買いしてたら、とんでもない間違いをしでかしそうな
滅茶苦茶ともいえる販売だった当時が偲べて
非常に面白かったのでありました
ともあれ、かっこいいジャケットの数々が見られて、なるほどこれはこれでと
楽しくあった
変わった小説かしらと思って読んだら、ちゃんとタイトル通りの読み物だった
DSMと略称で読んでいるが、この人が手掛けたJAZZのジャケットに関して
つらつらと思いのまま書いたと思しき内容であります
まぁ、ジャケットがきっかけであるものの、内容の大半はそのレコードそのものを書いてて、
ある種の音楽評論的な内容でありました
村上春樹って、JAZZ好きなんだな、好きそうだなとは思ってたけども
と、まぁ、そういう感想を抱いてしまうくらい
当たり前の素養かもしれない、村上春樹とJAZZという繋がりが
この本から読み取れるわけだけども、
JAZZでもとりわけ、実際の箱で演奏したものを録音したものだとか、
ちょっと風変わりなレーベルの話なんかもされていて、
知識がないから、ちんぷんかんぷんだったけども、
好きな人が書く文章特有の匂いというか、楽しさというのが文章のそこかしこから漂ってきて
理解はできてないけど、とても楽しそうでよかったと
そんな気分になったのでありました
出てくる演奏者の内、チャーリーパーカーとスタンゲッツしか、名前がわからないくらい
JAZZ知らないというか、多分時代が古いと思しきそれこれで、
ビバップとか、ブギウギとか、様々な単語も出てくるし、
この後の年代として、ビルエバンスとか出てくるそうなので、
古典というか、JAZZの時代としても少し前のそれで、また、そこの味についても語っているのが
非常に楽しそうで何よりでありました
音楽を文章で読むというのは、個人的に好きな道楽なんだけど
村上春樹の筆致によると、それが一層楽し気で
一曲も聞いてないのに、あのジャケットの盤はすごいよかったんだなとか
そういう気分にさせられるのも楽しいといえば楽しい
不思議な本でありました
実際にコレクションとして持っているジャケットが紹介されていて
確かにかっこいいなと思うのだけど、
まったく同じ絵で、色をちょっと変えて出しているとか、
しかも、中身は全然違う曲だったりとか
ジャケ買いしてたら、とんでもない間違いをしでかしそうな
滅茶苦茶ともいえる販売だった当時が偲べて
非常に面白かったのでありました
ともあれ、かっこいいジャケットの数々が見られて、なるほどこれはこれでと
楽しくあった