「争い」入門 著:ニキー・ウォーカー
どうやらアメリカの児童向けの書物だったようだが、
書いてあることは、だからこそ真摯でよいものでありました
「争い」としているが、戦争や紛争といったもの、
それがどうして起こるのか、何が原因なのか、
自分もそれに関わっていないかといったことを問いかけや、指摘することで
啓蒙していく内容となっていて、今更ながらなるほどと
改めて思い知らされる内容になっていてよかった
結局のところ、争いとは、私たちと彼らの戦いであるというのが
大変興味深いというか、根元的な部分だなと思い知るばかりで、
この私たちといった概念が、争点を生むというごく当たり前のことが
いくつか重なったり、関わる人の規模が大きくなったりすることで
戦争に発展していくという話でありました
本当に、まったくその通りだけども、それをどうしたらいいか
それが大変難しいというのはその通りである
解決するために、第三者が調停を行うという方法もあったり、
そもそも何を争っているか、そこに交換できる条件や話し合いはできないか
そうやって解決していくことが、平和的な「争い」との付き合い方になるだろうかと
書かれているものの、それがどれほど難しいことかといった話も
しっかりと記されているのが、子供向けとはいえ真面目な本で
大変よいことだと思うのである
でも、結局どうなんだという答えは一切でてこないと、まぁ、当たり前なんだけども
そういうきっかけになる内容の話だけなので
物足りないといえば、物足りないのだが、大人なんだからそれは
自分で考えないとなと反省するのであった
とはいえ、それが無理といっても差し支えないほど困難だということも書かれていて
いや、実際には書いてないんだけども、争いの源になる思い込みや、宗教、
なんなら、たまたま別のチーム同士で競技をしたからとか
そういったことだけで、敵味方に分かれて、その分断が容易に戻らない
でも、同じ目的をもったら、あっという間に戻ったとか、
まぁそんな気まぐれな人間の営みというのもいっぱい書かれていて
それはつまり、無理でもあるし、頑張ったらできるかもという話を
あれこれ長々書いただけだよなと思うんだが
実際そういうことで、そこにあきらめるかどうか、そこが重要なのだと
改めて思い知るばかりである
でもまぁ、争いはなくならないな、解決する方法をたくさんそろえておくしかないのだろう
どうやらアメリカの児童向けの書物だったようだが、
書いてあることは、だからこそ真摯でよいものでありました
「争い」としているが、戦争や紛争といったもの、
それがどうして起こるのか、何が原因なのか、
自分もそれに関わっていないかといったことを問いかけや、指摘することで
啓蒙していく内容となっていて、今更ながらなるほどと
改めて思い知らされる内容になっていてよかった
結局のところ、争いとは、私たちと彼らの戦いであるというのが
大変興味深いというか、根元的な部分だなと思い知るばかりで、
この私たちといった概念が、争点を生むというごく当たり前のことが
いくつか重なったり、関わる人の規模が大きくなったりすることで
戦争に発展していくという話でありました
本当に、まったくその通りだけども、それをどうしたらいいか
それが大変難しいというのはその通りである
解決するために、第三者が調停を行うという方法もあったり、
そもそも何を争っているか、そこに交換できる条件や話し合いはできないか
そうやって解決していくことが、平和的な「争い」との付き合い方になるだろうかと
書かれているものの、それがどれほど難しいことかといった話も
しっかりと記されているのが、子供向けとはいえ真面目な本で
大変よいことだと思うのである
でも、結局どうなんだという答えは一切でてこないと、まぁ、当たり前なんだけども
そういうきっかけになる内容の話だけなので
物足りないといえば、物足りないのだが、大人なんだからそれは
自分で考えないとなと反省するのであった
とはいえ、それが無理といっても差し支えないほど困難だということも書かれていて
いや、実際には書いてないんだけども、争いの源になる思い込みや、宗教、
なんなら、たまたま別のチーム同士で競技をしたからとか
そういったことだけで、敵味方に分かれて、その分断が容易に戻らない
でも、同じ目的をもったら、あっという間に戻ったとか、
まぁそんな気まぐれな人間の営みというのもいっぱい書かれていて
それはつまり、無理でもあるし、頑張ったらできるかもという話を
あれこれ長々書いただけだよなと思うんだが
実際そういうことで、そこにあきらめるかどうか、そこが重要なのだと
改めて思い知るばかりである
でもまぁ、争いはなくならないな、解決する方法をたくさんそろえておくしかないのだろう