インヴェンション・オブ・サウンド 作:チャック・パラニューク
正直一回読んだだけでは、全然わからなかった
行方不明になった自分の娘を探す男の話なんだが、
並行して、映画の特殊音響、とりわけ「悲鳴」を扱う女がでてきて、
その二つの話が、だんだんと近づいてきてといった感じなんだが、
途中で、どっか読み飛ばしたのか?というくらい、劇的に場面が変化したり、
薬やってる描写なのか、実際にやってるのか、幻覚なのか、現実なのか
よくわからないシーンの連続で、それが、唐突に切り替わったり、
シーンの語り手が知らないうちに変わっていたりとかして、
ともかく、何がどうなってるのか、
よくわからんという印象で
気づいたら読み終わっていたのでありました
これは映像作品になってもらわないと、
理解できないタイプなのかもしれないと感じたわけで、
作者は、有名なファイトクラブの作者でもあるらしく、
映像化ありきで進んでいるんだろうかしらなどと思ったのである
実際、悲鳴を録音するという仕事が存在するのか、
効果音という面白いジャンルへのアプローチがあるわけだけど、
そこが本筋ではないのが、なんとなくもったいないような、
ただのスプラッタや、猟奇殺人めいたそれに落ち着いてしまっているようにも感じられるんだけど
その異常性みたいなのが悲鳴というのに収斂するのは
妙な納得感があるなと思うのでありました
とはいえ、起きている事件の内容がいまいちよくわからず、
気づいたら、大量に死んでいて、そしてその人たちがどういう関わりで、
どういう内容のために死んだのかもよくわからんと
酔っぱらったり、電車の道々でちょいちょい読むという読書には
まったく向かない本だったとだけ、書いておきたいのである
俺の読解力では、もっと集中しないと無理なやつだったわ
正直一回読んだだけでは、全然わからなかった
行方不明になった自分の娘を探す男の話なんだが、
並行して、映画の特殊音響、とりわけ「悲鳴」を扱う女がでてきて、
その二つの話が、だんだんと近づいてきてといった感じなんだが、
途中で、どっか読み飛ばしたのか?というくらい、劇的に場面が変化したり、
薬やってる描写なのか、実際にやってるのか、幻覚なのか、現実なのか
よくわからないシーンの連続で、それが、唐突に切り替わったり、
シーンの語り手が知らないうちに変わっていたりとかして、
ともかく、何がどうなってるのか、
よくわからんという印象で
気づいたら読み終わっていたのでありました
これは映像作品になってもらわないと、
理解できないタイプなのかもしれないと感じたわけで、
作者は、有名なファイトクラブの作者でもあるらしく、
映像化ありきで進んでいるんだろうかしらなどと思ったのである
実際、悲鳴を録音するという仕事が存在するのか、
効果音という面白いジャンルへのアプローチがあるわけだけど、
そこが本筋ではないのが、なんとなくもったいないような、
ただのスプラッタや、猟奇殺人めいたそれに落ち着いてしまっているようにも感じられるんだけど
その異常性みたいなのが悲鳴というのに収斂するのは
妙な納得感があるなと思うのでありました
とはいえ、起きている事件の内容がいまいちよくわからず、
気づいたら、大量に死んでいて、そしてその人たちがどういう関わりで、
どういう内容のために死んだのかもよくわからんと
酔っぱらったり、電車の道々でちょいちょい読むという読書には
まったく向かない本だったとだけ、書いておきたいのである
俺の読解力では、もっと集中しないと無理なやつだったわ