CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

麒麟がくる  新しき幕府

2020-10-18 20:47:41 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
あわただしく、新幕府の始動といった感じだけども、
すったもんだが過ぎるというか、
なんだろう、潰れかけた老舗に外戚やら、
社外取締役やらが、あれこれといった状況に見えてしまうんだが
なかなか楽しいではないかと、にやにやしながら見守ったのでありました

まずは、三好の内通を疑われる松永が面白かった、
光秀のはぐらかし方が適当すぎるのを見て、
機敏に動いたというべきか、
実に賢い、さらっと、九十九茄子を差し出したエピソードが入ったりして
抜け目ないところがありあり浮かんで面白かった
それを受けてから、朝倉攻めの話への流れが
なんというか、光秀を通ったときにどう映るかというのが
また、見る側に試されてるみたいで
このあたり、描き方が凄い上手いと感じたのでありました
松永としては当然でもあるんだが、それが、あだとなったようにも見えるが、
そんなことをあげ連ねることは、光秀にはできないはずなんだが
そういうことは関係ないといった風情がいい

公方様の描き方も違和感がないというか、
そういう風情だから、今後ああなっていくのかというのが
手に取るようにわかるというか、よくよく
こんな人だったのかもなぁと思えるような造詣が見事で、
非常に楽しみで仕方ないのでありました
信長は相変わらずだし、延暦寺への継ぎも見えてくるようだし
この流れだと、信長のそれを見て、
松永が大仏焼くとかやりそうだなと思うと
これまた楽しいのである

すべて、心の底からそうしたのではなく、
雰囲気や、空気でやったみたいな感じになりそうで
すげぇ日本社会ぽくて楽しいわ
ま、そんなことになるかはわからんのですけどもね

と、戦シーンもさほどの殺陣を見せずとも、
初期の光秀を思わせる小競り合いに終始というのもよくて
あのタイプだったら、負けないということに
説得力があって、またよかった
というか、光秀が急に頼もしいなと不思議だったんだが
かっこいいからいいのだ

あとは、摂津がどうなるかだなぁ