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CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】なつぞら

2019-10-23 21:17:37 | ドラマ映画テレビ感想
今更ながら、前回の朝ドラであります
アニメーターを扱ったドラマではあるのだけども、
描いたのは開拓精神を受け継いでいく家族の物語
大きなテーマに取り組んだドラマでありました

戦後のどたばたから、拾われ子として生きてきたと
そんな雰囲気はほとんど感じられなかったというか、
今の時代に、戦争孤児という存在が、
どんなものだったかが伝わらないということもあってか、
結構あっけらかんとした感じだったものの、
爺ちゃんとの絆を深めていく過程で、
家族を作っていくという部分が凄くよろしくて、
最後もやっぱり、爺ちゃんと一緒にいたという
ある種の友情のような情感が形作られていて
なんともほのぼのしたのであります

とはいえ、時代のそれをそれとなく知らせるように、
妹は随分と苦労をして、孤児であった過去は
隠さなくてはならないのだという
その時の当たり前をさらりと差し込むのもよかったのであります
もっとも、妹のほうは凄いよい方向に転がりすぎて
なんか、肩透かしをくったようだったんだが
朝から、陰鬱な話を見たいわけではないので
あれはあれでよかったのだろうと思うのである

アニメーター話は、その界隈で、結構凝ったところまでやってたり、
案外そうでもなかったりと、賛否を呼んだようでありましたが
割と面白く見られたのであります
実際はもっと修羅場は酷くて、悲惨な有様なんだろうけども
お洒落して、なんだか楽しそうでと
時代的にちょっと労働争議めいたやりとりも
含まれていたけど、そんなにいやらしくない按配で
時代ドラマといった感じに見られたように思うのでありました

アニメーターの人たちはそれぞれ
実際のモデルの人物がいたようなんだが、
そのあたりはよくわからず、まぁ、知ってたら楽しいと
それくらいのもんだったんだろうけども、
みんないい人だし、和気藹々と楽しそうな職場で
羨ましいと思ったのであります
時代的に、あのワークスタイルというか、女性が活躍しすぎだったり
働くのを物凄く意識したりというのが
どうだろうかねと思ったりもしたんだが
職人世界では、あんなもんだったのかなとも
感じたりするのである

ほのぼの見て、ほどよく楽しめたよい作品だったと
しれっと書いておくのでありました、歴代ヒロイン出まくるし
松島奈々子のお母さんっぷりが凄いよかったなぁ