サッカー審判員 フェルティヒ氏の嘆き 作:トーマス ブルスィヒ
本当のサッカー審判が書いた
面白暴露本かと期待して読んでみたら
社会風刺めいた内容を含む、不可思議な小説?でありました
東側の思考回路はよくわからんというか、
こういう批判の精神がとんがりすぎてて、
短い文章なのに、ぐさぐさ刺さるようで
読み応えがあったのであります
そんなわけで、東ドイツ出身のサッカー審判員が、
ひたすら愚痴と駄弁を続けるという、
独り言オンリーという特異なそれだったのですが、
サッカーの話をしているかと思うと
突然、それが拡大解釈というか、輪郭を失って、
世界や、通念への批判が繰り広げられるという
えらい内容でありました
別に何があるというわけでもないけど、
嘆いているというよりも、怒っているという具合で
読んでいてずいぶん疲れるのでありました
しかも、論評というか、語り口が激しくなるにつれ
支離滅裂とはいわないけども、八つ当たりめいた内容だとか、
わざとなんだろうけども、くだらないことへの固執なんかが出てきて、
こんな人、本当にいそうだなと、なんか笑いを誘われるようでもあって
不思議な読書となったのでした
公平であることや、ルールというものについて、
様々な怒りを吐露していたわけですけども、
コミュニケーションの馬鹿さ加減と銘打って、
ひたすら罵詈雑言を繰り広げるというのが
なかなか衝撃的で面白かったと思うのであります
不思議な本を読んだ
そうメモっておくのでありました
本当のサッカー審判が書いた
面白暴露本かと期待して読んでみたら
社会風刺めいた内容を含む、不可思議な小説?でありました
東側の思考回路はよくわからんというか、
こういう批判の精神がとんがりすぎてて、
短い文章なのに、ぐさぐさ刺さるようで
読み応えがあったのであります
そんなわけで、東ドイツ出身のサッカー審判員が、
ひたすら愚痴と駄弁を続けるという、
独り言オンリーという特異なそれだったのですが、
サッカーの話をしているかと思うと
突然、それが拡大解釈というか、輪郭を失って、
世界や、通念への批判が繰り広げられるという
えらい内容でありました
別に何があるというわけでもないけど、
嘆いているというよりも、怒っているという具合で
読んでいてずいぶん疲れるのでありました
しかも、論評というか、語り口が激しくなるにつれ
支離滅裂とはいわないけども、八つ当たりめいた内容だとか、
わざとなんだろうけども、くだらないことへの固執なんかが出てきて、
こんな人、本当にいそうだなと、なんか笑いを誘われるようでもあって
不思議な読書となったのでした
公平であることや、ルールというものについて、
様々な怒りを吐露していたわけですけども、
コミュニケーションの馬鹿さ加減と銘打って、
ひたすら罵詈雑言を繰り広げるというのが
なかなか衝撃的で面白かったと思うのであります
不思議な本を読んだ
そうメモっておくのでありました