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CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

いま なんつった?

2011-10-19 23:01:51 | 読書感想文とか読み物レビウー
いま なんつった? 著:宮藤官九郎

肩の力を抜いて読める本
そんな酷いセレクトの仕方で選びました
予想にたがわずというか、むしろ、もっとステキと
思わず読み込んでしまって、あんまり力抜けなかったと、
そんな読み応えのあった本であります
いや、内容はきわめて普通で、別段、なんか考えさせられるわけでも、
つきつけられたり、つきつめたりするわけでもないんだけど、
どうにも、読んでいて、ああ、うまいなぁといくつか笑わされてしまうという、
その体験が、なかなかステキだなと
思ったりする本でありました

クドカンが、色々日々考えたりしたことを、
台詞というテーマの下に繰り広げるのでありますが、
読んでみれば、なんてことはない、
戯言といったらいいのか、気の抜けた日記みたいな感じであります
内容は、あったことを想い語るというような具合で、
目を見張るような展開があるわけでも、
なんでもないのであります
しかも、結構なボリュームで、当時公開されていた、
あるいは、されるという映画やなんかの告知に割かれていると、
まぁ、ある意味酷い本だなという具合なんでありますが、
テンポがよいというのか、ひとつひとつのまとまりが、
大変こぎみよくて、読み込んでしまったのでした

どのエピソードがよかったとか、
そういう分類でもないのですが、
何度か描かれていた内容の一つ、
自分の中でタイムリーな瞬間に出会うというか、
そんなフレーズはまったく出てきませんでしたが、
ともかく、その時、その状態だったから、
とても面白く感じたみたいなそれが、
この本の中で、わたしの場合だと、
娘さんの話しだったわけでありますが、
まぁ、面白い、多分描写もうまいせいだと思われますが、
手に取るようにというか、
目に浮かぶという表現がぴったりの面白いエピソードになってて、
脚本家ってすげぇなと感心するかたわら、
娘とか、そういうのいいなぁとも
思ったり感じたりしたとか、
そんなことを書いておいたら、
読んだと伝わるかしらなんて、

わけのわからないことをメモっておくのでありましたとさ
面白かったので、なんでもよいのです