CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 大乱の予感

2006-10-16 08:38:08 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
いよいよ大詰めを迎えてまいりました
なんというか、開始当初のほのぼのでもない
下働きをしていた頃が懐かしい
そう思えるほど、きなくさい
千代の言葉を借りれば、誰も彼もが、狐かタヌキになった
それでありまして、大変面白い
なんでこんなに面白いんだろうと
つくづく思うのですが、
クライマックスが関が原あたりということで
日本でもよく知られた歴史的事実だからでありましょうか

まぁ、この論法からすると
赤穂浪士はもっと面白いことになるのでありますが
それはそれ、百花繚乱も面白かったのであります(題名が違う気が)

話戻しまして
茂助に続いて、孫平次も隠居
というか孫平次リタイアという実情
あの三人で同僚だというのはよくわかるのでありますが
年齢は誰がどうなのか、もう一つわからんところ
家康よりは下の様子だなと思ったのでありますが
一豊の元気さも、なかなか侮れないと思うのであります

家康と対談ということで、あんな小さな領国主に
家康が対等に会うのだろうかと
ちょっと考えてしまったのですが、ともかく
広々としたお寺での茶会
今回は、茂助がやってきた時もそうだし
茶碗と庭がよい塩梅で使われていて個人的にとてもステキ
あれが、ナニなのかは全然わかりませんが
ともかく、意外と良いものでありましょう
彦根城に一豊が拝領したとかいう茶入もあるらしいし
意外と茶道に何かが

とか、一人にわか茶人をきどっていたのでありますが
その茶器の類を人たらしの道具として斬って捨てた
上杉の蜂起、そしてよくわからんうちに暗躍する三成
私、有名だといいつつこの関が原へのくだりを
本当、さっぱり知らなかった、気づいたら
家康と三成しかいなかったとか思ってたのですが
なるほど、こういう経緯で起こったのかと眼福でありました

利家とまつの時は
まつが人質になるのがとんでもない残念ごとのように思われましたが
あれによって、上杉と違って前田の家を守ったのかと思うと
あの梅鉢紋にかざされた剣の意味もうなづけるというものでありました
ステキ、やっとわかった、まつ偉い

孫平次の死に様というか、あの様子もよく
一人ひとりと去っていく、同僚との惜しみが
なかなか涙を誘うなぁとしみじみ
そして、千代と久しぶりに会ったからって
家来の前で、のうのうとべたべたする旦那様のステキさ
その後ろで顔芸を続ける新一郎もなにげにいいなぁと
思ったりするのだが、この顔芸
最近はまってるのか、よく見るなぁとにやにやしております

まぁ、所詮小さな大名(なのか)なので
最後の最後まで情勢を見極められるというのは
一豊にとって利点だよなと思うところ
堀尾や中村の家とはその違いから
態度を保留できたんだなとしみじみ感動しつつ
大乱の予感とともに、次回を待つのであります