CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

柔道三昧3

2004-08-17 00:06:16 | スポーツ
このくらいの階級から、そろそろ
パワーという壁にあたるようで、三日目柔道
日本勢は苦戦というか、残念でしたな

パワー以外にも様々要因があるんですが
とりあえず、パワーという壁はガイジンさんとやるときは
本当、非常に大きなウェイトを占めるので
このあたり、中間でちっともメダルが取れない
道理であります

で、まぁなんか体調不良とかもあったらしいので
二人については語らずに置いておくとして
っつうか、この層はどこも強いな
決勝戦は男女とも非常に好い試合でしたし

男子決勝は、両者ともに組んでよしなんだが
ロシアの人は内股
韓国の人は背負い
と系統が、微妙に違うので
距離感が凄くステキでした、どちらも自分の距離になると
絶対に欠かさない、あれは凄い、そして
それをしのぐ両者は凄い
最終的には、背負いから小内刈りと
まぁ、セオリー通りに終わりましたが
勝敗をわけたのは、あの巴投げ二発だった気がします
あれがかなりのくせ者でしたな
ロシア充分の組み手になった途端、苦し紛れじゃなく
取れる技として巴を使われるのは非常に辛かった
あのせいで、ロシアの人は、組際すぐに内股をかけないと
負けてしまうと思ったので、不十分な形が多くて
残念なことに、それが無かったら
多分、悔しがっていた大外刈りもキマっていた気がします
よい試合だった

で、女子の決勝
こっちも白熱というか、もう、パワーとパワーの対決という感じで
ドイツの娘さんもかなり強かった
技がどうのこうのじゃなくて、地力というかパワーが圧倒的
だった気がしますので、あれは苦戦
しかし、北朝鮮の人も頭がよいというか
非常に優秀な選手で、少し組んで、危ないと理解してからは
苦手ながらも離れておいて、そして組際の勝負と
焦点を絞っていたのはよかったです
結果的には、パワーに及ばなかったという感じだったけども
あれはあれで、なかなかよい選択でしたし
結構、回り始めていたんだが、時間切れという感じ
惜しかったですな

と、まぁ、そんな具合で
ここと、一つ上くらいは
技とパワーがせめぎ合って非常に面白いし
選手は、内股も払い腰も背負い投げも使えるはずなので
見ていると一番面白い階級(予定)
明日も、楽しみであります