
おかめさん。
「この面の起源は、日本神話の女性、日本最古の踊り子であるアメノウズメであるとされる。」
そう、日本で最古の、つまり、最初の踊り子、今でいう、ダンサーなのですよ
。
「アメノウズメは、7世紀の律令制下の神祇官に属し神楽等を行った女官、猿女君の始祖である」
神楽=かぐら、と読みます。意味は「日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞。」
猿女君=さるめのきみ、は、いわゆる巫女のことです。
音楽が神様への奉納であったことは、皆様もご存じかと思います。
それに、選ばれたのが、この”おかめさん”なのです。
今でいえば、オーディションで優勝した、という感じでしょうか。
「本来古代において、太った福々しい体躯の女性は災厄の魔よけになると信じられ、ある種の『美人』を意味したとされている」(出典はWikipedia)
ふくよかな女性が美人の条件であったことは、これも皆さん、ご存じかと思います。
また、例えば、アメリカのラッパーなどは、男性、女性ともに、ふくよかな人が多いですよね。
あれは、太っている=リッチである、ことの象徴だからと言われています。
痩せていることが、プアである、ということにもなるのですが、
日本の、過剰なまでのダイエット文化などを鑑みても、
価値観が全然違う、
ということになりますよね。
面白いですねー
。
ではー。