唐揚げと、シンセ。
僕は、どちらでもご飯が食べられます(笑)。
・・・まあ、実際、シンセではお腹は膨れませんが、
でも、お腹が減ってることを忘れてしまうことは良くありますし、これまでもそうでした。
シンセをいじる、
というのは、
発見の連続です。
新しい、聴いた事が無い音を聴けるのです。
そして、その全く新しい音で、自分の知っているものや、思いついたものを弾いてみるわけですが、
当然、
全く新しもの、言ってみれば、世界で唯一の、まだ自分しか知らない音楽が、そこにたくさん、生まれるのです。
シンセの凄さは、面白さは、この、新しい刺激です。
そしてやがて、
「この音、好き!」
という音色と出会います。
例えば僕でしたら、ミニモーグのリードの音ですとかね。
もう30年近く、ずっとその音を使っているわけです。
新しい音を創るはずのシンセで、こういった、ずっと好きな音が作れる。使える。
これはつまり、「自分で、新しい楽器を作った」という感覚に近いのです。
同じキーボード(シンセ)、見た目は同じ(ツマミの位置以外は)であっても、
その”音色”が、やがて、一つの”楽器”になるのです。
シンセは無限の音が作れます。
それはつまり、無限の楽器を生み出せるということなのです。
シンセの、ツマミをいじることで。
これって、本当に凄いことですよね。
シンセのツマミは、魔法のダイヤルなのです。
お酒のツマミも、お酒がススむ魔法の・・・えー(笑)。
ではー。