
夕方、空が突然暗くなったと思ったら、またもや、激し「すぎる」雨
マタカー。
降れば、警報、注意報。本当に、こんなのばっかりですね
ドッカンドッカーン。
雷は、古くからヨーロッパをはじめ、世界各国で畏敬の念で見られ、信仰の対象にもなっていました。
ギリシャ神話のゼウス、ローマ神話のユピテル(=ジュピター=Jupiter)は、(天空の)最高神を指します。
日本でも、「カミナリさま」、と言いますよね。
「かみなり」は、「神鳴り」。
日本では、「かんだち」とも言いますが、「神が立ち、示現する」という意味があるそうです。
この激しい雨と、稲妻は、・・・神さまからの、どんなメッセージなのでしょうか。
お隣、中国でのお話。
隣人がやってきて、貸したお金を返せと言われ、「金?借りた覚えはない!」と否定した福清にすむスーさんという人がいました。
お隣のホワンさんは、「いや、貸したって!3年前に、500元(8000円)。返してくれよ」と揉めてしまいました。しかし、スーさんは「絶対、借りてない」、の一点張り。
「そこまで言うなら、じゃあ、神に誓えるか?神に誓って、借りてないって言えるか?もし言えるなら、帳消しにしようじゃないか。」
「あぁ、勿論言えるとも!俺は神に誓って、金は借りてない!」と、集まってきた大勢の人たちの前で宣言したのです。
すると、その直後、
ドーン

!!
スーさんは、雷に撃たれてしまったのです
。
これ、この夏、本当にあったニュースだそうです。病院に運ばれたスーさん、幸い命に別状はなく、怪我も軽かったとか。
しかし、神の啓示だったのか
コラッ、はたまた・・・神の誤爆だったのか
ア、スマーン、
・・・議論を呼んだそうです
。
子どもの頃、雷が鳴るとよく、「ほらほら、おへそ取られるよ」と言われました

。
「へーへー
」と、そんなに怖いとは思っていませんでしたが(←アレな子だ(笑))、そもそもなんでだったんでしょう。大人は、ちゃんと説明してくれましたか?うちは、説明がありませんでした(笑)。
ので、大人になって、調べるわけです。
一説には、おへそを守るために腹ばいになることが、雷に撃たれなくて済む、一番いい姿勢だから、というのがあります。まったく、もっともです
。
もうひとつ、雷は、激しい上昇気流により発生した雷雲で発生する自然現象だということに由来した科学的理由があります
。
上昇気流が発生した=暖かい空気が上昇した、ということは、代わりに冷たい空気が降りてくる(横から入ってくる)ということで、最終的に、気温が下がるのですね。ですから、おなかを冷やしてしまって、風邪を引くことになるから、というのがその説です。
今でこそ「私、よく風邪引くんだよね」なんて聞きますが、昔は医学も薬も、ましてや栄養状態が今のようではありませんから、風邪とは言え、特に基礎体力の弱い子供にとっては命取りになりかねませんでした。
七五三なども、今はどの子も、ほとんど一つの通過儀礼として祝いますが、昔は子どもがよく死んだのですね。だから、
「おお!よくぞ三歳まで無事に生きてくれた。お祝いしよう!」「なんと!五歳まで健康でいてくれたね。お祝いだ!」「よしよし、7歳まで生きててくれた。もうすぐ大人の仲間入り。これで、一安心だ。お祝いしよう。」という意味があったくらいですから
。
予防医学が発達し、まして食べ物に困らなくなった現代日本。だからこそ、今の日本で、もしもしょっちゅう風邪など召してらっしゃったりしたら、(・・・元来身体が弱い方は別として、そうでなければ)よっぽど不摂生をしている、ということになって昔の人に心配されて(・・・か、笑われて?)しまうかもしれませんし、それこそ・・・神(鳴り)さまに怒られるかも、ですよねー
シッカリシナキャー。
くわばら、くわばら、です
。
でも、・・・不摂生かー
。風邪はここ数年自分でもビックリするほど(←ほんとほんと(笑))引いてませんが、不摂生してないか、と言われればー・・・(笑)。僕こそが油断しないで、気をつけなくちゃです。
よし、まずは・・・しっかり、食べる事ですね



ヤッパネー。
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稲妻の写真、初めて撮りました
。細いのしか撮れませんでした。太いのはね、タイミング悪くて逃しっぱなしでしたー
ムジカシー。
ちなみに、ISO200、焦点距離34mm、F22(結構に絞る)、マニュアル・モード、MF(∞)、Bulbにて、光と音のタイミングを見て、狙い撃ちするのですね(←ってか、雷の気持ちになる(笑))。この一枚のSSは、2.5”でした(←すみません、一眼で写真やってない方にはチンピンカンプンかもですがー
)。
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ではー。