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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「相棒 劇場版Ⅱ」 「シュレック フォーエバー」

2011年01月08日 | 日記

     新年になって映画館通いを再開しています。
     出来るだけそれらの作品を取り上げたいのですが、年末に見た作品を
     少しばかり整理させてください。


                       

     「相棒 劇場版Ⅱ~警視庁占拠! 特命係の一番長い夜~」
     テレビ版でスタートして10周年を迎えた「相棒」ですが、映画になっては
     2本目です。
     今回は日本警察の要所・警視庁本部内で、警視庁幹部12名を人質した
     前代未聞の篭城事件発生しますが、解決の鍵となる犯人の動機が不明。
     特命係の二人が犯人の動機を探るうち、過酷な真実が浮かび上がってき
     ます・・・。

     時には組織の悪徳や社会の矛盾をえぐり、時には犯罪者真理の深淵に迫
     るドラマとして、テレビでのファンは多い筈です。
     そうだとすると劇場版はテレビよりスケールが大きく、しかも緻密で面白く
     なければならないし、「さすが映画だね」と言わしめねばならないのです
     が、出来上がった作品は如何にも低予算でやっつけたの様相なのです。

     第一、物語に厚みが無いし特命係の活躍が小さく見えます。
     水谷豊のスケールが小さく見えるのもそのせいでしょう。また常に憎まれ
     口を叩く刑事役らとの絡みとか、もと奥さん居酒屋もワンカット。
     テレビでは中々シャープな演出を見せる和泉聖治監督ですが、映画は少し
     もてあましている感じです。
     折角の評判シリーズですから、映画の次回作でもっと楽しませてくれるこ
     とを期待します。

       
     「シュレック フォーエバー」
     ドリームワークス製作の愛すべき怪物シュレック4作目で、前作まででは
     美しいフィオナ姫を助け王国を救ったシュレックは、姫と一緒になり今で
     はすっかり家庭的なマイホームパパになっていました。

     今回は悪党の魔法使いに騙されて別世界に飛ばされたシュレックが、元の
     世界を取り戻そうと奮闘する内容になっています。

     従来は大人も子供も楽しめる作品だったのですが今回は中途半端。
     その原因は、ブラックユーモアの効きが悪いのと、ほとんどの館が吹き替
     えで上映されているのですが、その日本語吹き替えが全く駄目なのです。
     あちら版ではマイク・マイヤーズとキャメロン・ディアスに対して、日本版は
     濱田雅功と藤原紀香の吹き替えが下手でゲンナリです。
     なんでこんな人選なのか、関西弁なのか、声優の方が良かったのに・・・と
     考えていたら終わってしまいました。
     見るのだったら字幕版を見た方がいいと思うのと、わざわざ3Dにしなくても
     いいのでは・・・でした。


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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-04-13 19:06:55
こんばんは。
映画館に行くのが楽しいですね。大好きです。頑張って下さい。今日の朝は、「オードリー」の再放送の第12回を見ました。
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