「LIFE!」
ジェームズ・サーバーの短編小説をダニー・ケイ主演で撮った「虹を掴む男」(19
47)を少し思い出しながら今回の新作を見ました。
1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で広く読まれたアメリカのグ
ラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に
出る姿を描く物語です。
ニューヨークの雑誌「LIFE」の写真管理者として務めるウォルター・ミティ(ベン・ス
ティラー)は、毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごす不器用人間
で、気になる同僚の女性シェリル(クリステン・ウイグ)にも上手く話しかけることも
出来ないオクテ社員なのです。
彼の唯一の楽しみは、空想の中でスーパーヒーローになったり、世界を股にかけ
て大冒険を繰り広げることでした。
そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真が見当たらないことに気
付いたウォルターは、その写真を撮った冒険家でもあるカメラマンのショーン(ショー
ン・ペン)を追ってグリーンランド、アイスランド、そしてヒマラヤまでも。
その波乱万丈の旅は、平凡な彼の人生を大きく変えて行きます・・・。
60年以上も前の作品と比較するのは止めますが、この原作にほれ込み、自ら監
督・主演で新たに映画化したベン・スティラーだけあって、中々熱のこもった作品と
なっています。そう言えば、ベン・スティラーはダ二―・ケイに一寸似ていると
思いませんか。
この物語自体が面白いし、あの「LIFE」誌の歴史に触れるのも懐かしいし、全編
を通じて撮影効果に見どころありで、特に俯瞰撮影が上手く、物語の背景となる
雄大な景色も見ていて楽しい限りです。
前作同様、随所に彼の空想場面が出てきますが、この空想と現実の処理と、彼
女との経緯処理があまり上手くないのが一寸ばかり残念です。
色々書きましたが結構楽しい作品でした。
「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~」
「マージン・コール」でアカデミー脚本賞にノミネートされたこともあるJ・C・チャン
ダー監督が、ロバート・レッドフォードを主演に迎え、ヨットで航海中に遭難した
1人の男の姿を通して、生きることの意味を問う人間ドラマです。
人生の晩年を迎えた男(ロバート・レッドフォード)が自家用ヨットでインド洋を航
海しながら気ままな海上の旅を楽しんでいました。
しかしある時、ヨットが海上を浮遊していた大型コンテナに衝突して浸水。無線
も故障し、悪天候にも襲われ、男は自分がどこにいるのかもわからなくなってし
まいます。
飢えや渇き、孤独と戦い、極限状態の中で自分の本当の気持ちに気付いた男
は、読まれるかどうかもわからない一通の手紙を書き、瓶に入れて海に流しま
す・・・。
海洋ものは実に雄大だし、綺麗だし、そして途方もなく怖いものですが、この映
画はそれらを上手く表現していて、私としては拾い物の一本として楽しませても
らいました。
今年76歳になるレッドフォードが、過酷な撮影にチャレンジした意欲作としても
私は買います。
出てくる人間はロバート・レッドフォードただ一人だし、セリフも短いのが三つと
いう映画ですが、最後まで興味を持たせて引っ張って行きます。
ただ彼の境遇とか、手紙の内容とか、誰宛てなのかなどが説明不足で、演出
者としてわざと不明瞭にしたのかも知れませんが、やはりこりあたりをもう少し
キチンと描いていれば、更に素晴らしい作品になっただろうに・・・と思われます。
「LIFE」の感想を読みながら、、面白そうだな~と
思いつつ・・・いまの私も、人生大きく変えたいな~と
思ってしまいました。。
先月、突然でしたが・・・
主人の会社が方向転換するそうで・・・
積もっていくのは、不安ばかりですが(笑)
「これも人生!」と思って、割り切るしかありません。
業績はまったく悪くありませんが、いまの日本よりも
お隣の国の方が、ビジネスの魅力があるのでしょうね・・
「私だけが・・・」と悲観せずに・・・と心がけていますが。。。
ちょっと、、心が落ち着きません(笑)
・・・愚痴を書き込んですみません。。
(のほほーん雷蔵映画でも、、観るかな・・・)
けんさんは、4月うまれなのですね。。
私もそうです。14日です。
誕生日と喜ぶ歳でもないけど。。笑
あっと言う間の満開桜でした。
今年は心なしか色が良かったような気がします。
なおちゃんのお宅も大変そうですね。一生台湾にいる訳ではないので、
思い切って貴女も台湾に行かれたらどうですか?
台湾は私も再び住んでもいいと思うぐらいとてもいい所ですよ。
私は4月1日が誕生日です。エイプリルフールだからと笑っておれない
昨今ですが、この誕生日、自分でも好きです。
そして、いくつになっても誕生日は嬉しい日だと思っているのですが・・・。
転勤ならばいいのですが・・・
日本の工場は閉鎖となるらしく
ほとんどの方が、再就職先を探すことに
なりそうです。うちの主人もその一人です。
主人の職種がそうなのか・・・日本での製造業、電機は
堕ちていくばかりです。
中途半端に歳をとっているので(笑)
あまり先は良い展開にならないと想像しますが
まあ、しょうがありませんね。。
(こういう時期の男の人は、とくに難しいので
こちらも対処がむずかしいです。)
よけいな話をしました。(笑)
誕生日には、お祝いされましたか?
私は、ちょっと高いバッグを買ってもらいました。
消費税が上がるまえに・・・です。
大変な時期なのに。。。アホな家族です(笑)
すみません、お宅の事情を知ってもいないのに無責任なことを言って・・・。
私も会社が駄目になって、つらい思いを二度しました。
どんな状態でも、やる気さえあれば道は必ず開けると思います。
どうか旦那様を応援してあげてください。
私の誕生日はエイプリルフールで、半分くらいの人は嘘だと思っているようです。(笑)
それでも嬉しい一日を過ごしましたよ。