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小松重男の短編小説集「蚤とり侍」の人気エピソードをもとに脚本を再構築して作成し
た時代劇コメディです。
長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみ
とり」の仕事に就くよう命じられます。それは文字通り猫ののみを取って日銭を稼ぐもの
ですが、実際は床で女性に愛をお届けする裏稼業なのです。長屋で暮らすのみとりの
親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねが、
亡き妻に瓜二つでときめきましたが、下手くそと罵られて意気消沈。しかし、伊達男・清
兵衛の指南によって腕を磨いて行きます。そんな中、老中・田沼意次の失脚を受けて
のみとり禁止令が敷かれ、寛之進らは突如として犯罪者扱いされて・・・。
主役ののみとり侍は阿部寛、おみね役の寺島しのぶ、清兵衛役の豊川悦司、他にも大
竹しのぶ、斉藤工、風間杜夫、前田敦子らが顔を揃えています。監督は「後妻業の女」
などの鶴橋康夫監督ですが、上手く処理してくれたらきっと楽しいと、公開を期待してい
ました。
折角期待して見たのに、出だしからなにかしら面白く無く少しばかり寝入った始末。これ
はいかんと気を取りなおして見続けましたが、いい俳優を揃えているのに面白味は回復
せず残念至極です。
とにかく洒落っ気もお笑いにも乏しく、演出プランが中途半端でよく纏まっていない感じで
した。久しぶりの料金返して欲しい!でした。
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