映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「のみとり侍」

2018年06月01日 | 日記

  

    小松重男の短編小説集「蚤とり侍」の人気エピソードをもとに脚本を再構築して作成し
    た時代劇コメディです。
    長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみ
    とり」の仕事に就くよう命じられます。それは文字通り猫ののみを取って日銭を稼ぐもの
    ですが、実際は床で女性に愛をお届けする裏稼業なのです。長屋で暮らすのみとりの
    親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねが、
    亡き妻に瓜二つでときめきましたが、下手くそと罵られて意気消沈。しかし、伊達男・清
    兵衛の指南によって腕を磨いて行きます。そんな中、老中・田沼意次の失脚を受けて
    のみとり禁止令が敷かれ、寛之進らは突如として犯罪者扱いされて・・・。

    主役ののみとり侍は阿部寛、おみね役の寺島しのぶ、清兵衛役の豊川悦司、他にも大
    竹しのぶ、斉藤工、風間杜夫、前田敦子らが顔を揃えています。監督は「後妻業の女」
    などの鶴橋康夫監督ですが、上手く処理してくれたらきっと楽しいと、公開を期待してい
    ました。

    折角期待して見たのに、出だしからなにかしら面白く無く少しばかり寝入った始末。これ
    はいかんと気を取りなおして見続けましたが、いい俳優を揃えているのに面白味は回復
    せず残念至極です。
    とにかく洒落っ気もお笑いにも乏しく、演出プランが中途半端でよく纏まっていない感じで
    した。久しぶりの料金返して欲しい!でした。





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