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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「テイク・ディス・ワルツ」

2012年08月29日 | 日記

   

     女優としても存在感を放っいる女優サラ・ポーリーの監督デビュー作「アウェイ
     ・フロム・ハー君を想う」は、アカデミー賞2部門でノミネートされるなど高い評
     価を受けましたが、今作は彼女の監督第2作です。

     第1作では認知症に直面した老年夫婦の愛と葛藤を描いた内容でしたが、今
     度は結婚5年目の若い夫婦に訪れる変化を描いたラブストーリーです。
     期待して見ました。

     結婚して5年がたつマーゴ(ミシェル・ウィリアムズ)と夫のルー(セス・ローゲン)
     は、まだ子どもはいないが仲睦まじく穏やかな日々を過ごしていました。
     そんなある日、マーゴは仕事で訪れた島で出会った情熱的な青年ダニエル
     (ルーク・カービー)にひかれるものを感じてしまうのです。
     さらに、ダニエルが偶然にも自分たちの家のすぐ向かいに住んでいることを知り、
     マーゴは罪悪感を覚えながらも心は揺れ動いて行きます。そして・・・。

     主演のミシェル・ウィリアムズは「マリリン 7日間の恋」に続いて素晴らしい演技
     を見せてくれますが、特にあの笑顔となんともいえないお色気に圧倒されます。
     また劇中で彼女の一糸まとわぬ全裸姿を見せてくれますが、それだけではなく
     夫婦の微妙な感情が実に上手く描かれてるのは、女性監督サラ・ポーリーの丁
     寧な演出ならでわのものでしょう。

     ラストは結末がはっきりしませんが、見た方人の思いにまかせるスタイルです。
     私はもう少し具体的に描くべきだったと思っていますが・・・。それでもとても面白
     いですよ。
                           (8/24 KBCシネマ 7日目 12:50の回 9人)

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