第６回 「大映親睦会」 於．角川大映スタジオ

　　　　　　↑ 出席全員の記念撮影。仕事のため途中で堆積した人が数名居ます。
　　　　　
　　　　　　↑ 司会進行の川原禎文幹事と、開会挨拶のため緊張する私。

　　　　　10月19日(土)に開催された第６回の「大映親睦会」に出席しました。
　　　　　「大映会」は、東京撮影所で仕事をしていた俳優さんや技術関係の方が中心に
　　　　　なり毎年行われているもので、今回は角川大映さんの好意により、昔の職場で
　　　　　あるもと大映東京撮影所で開かれることになったものです。

　　　　　私自身は大映と離れて40数年になりますが、最近ブログを開設して大映のこと
　　　　　を書き始めたこととか、生前仲が良かった「本郷功次郎を偲ぶ会」に出席した事
　　　　　がキッカケで、もと大映の方々とのお付き合いが復活していたのです。

　　　　　当時、月に一度は宣伝会議で撮影所に行っていたこともあり、40数年ぶりに撮
　　　　　影所を訪れました。
　　　　　まず京王線の模様が変わっていて、以前は調布駅で乗り換えて一駅の京王多
　　　　　摩川駅止りでしたが、今は路線が橋本まで延びているし、駅の周辺にあった大
　　　　　きな池も埋め立てられて様相一変です。
　　　　　変わったのは周辺だけではなく、撮影所そのものも当時の四分の一以下の面
　　　　　積に縮小されていて、以前の敷地には学校やマンションなどに建て変わってい
　　　　　て私の目を白黒させるばかりでしたし、懐かしい昔の思い出が蘇るには至りませ
　　　　　んでした。

　　　　　以前もらった藤巻潤・情報によれば、ニューヨークにいる京マチ子さんも帰国して
　　　　　出席する・・・でしたが、皆さんの近況をパーティで知らされ驚いたのは、かなりの
　　　　　数の俳優さんが健康を害し療養中の方が多かったことです。
　　　　　仕事が入って出席出来ない人もかなり居たし、京さん、渚まゆみさん、八潮悠
　　　　　子さんのように海外に住んでいて今回帰国が出来なかった人、姿美千子さんの
　　　　　ようにお孫さんの運動会とか、お連れさんが要介護で手が離せない・・・などなど
　　　　　でお会い出来ず残念でした。
　　　　　それでも技術畑の方たちと懐かしい再会が出来たこと、会場から上原明氏に電
　　　　　話を掛けてみんなに回したことなど、楽しいひと時でした。

　　　　　来年はまた趣向や場所を考えて、素晴らしい親睦会が計画され、今回に引続き
　　　　　ご案内がいただけることを楽しみにしています。
　　　　　今回は、私に開会のご挨拶と乾杯の音頭取りの大役が回ってきて驚きました。
　　　　　なんとか無事にやり終えたのも幹事役の川原禎文さん、平山達郎さんのご協力
　　　　　があってこそだと存じますので有難うございました。
　　　　　また色々ご配慮をいただいた角川大映スタジオの久保田部長さんにも併せて厚
　　　　　く御礼申し上げます。

　　　　　
　　　　　　↑ 左から弓恵子、真城千都世、私、紺野ユカ、若松和子
　　
　　↑ 上左は、山本豊三と私。彼はもともと松竹だが大映にも出演。お父さんは山本礼三郎
　　↑ 上右は、紺野ユカと私。彼女は現在福岡に住んでいます。
　　
　　↑ 上左は、千場丈太郎と私。最近は物忘れが激しいとボヤいていました。
　　↑ 上右は、左から弓、真城、平山達郎・幹事、川原・幹事、千波夫人、私、山本洋監督
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(山本薩夫監督の息子さん)