(本日は2回目のアップです)
「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」などで知られるベルギーのジャコ・バン・ドルマル監督
が、前作「ミスター・ノーバディ」以来6年ぶりに手がけた監督第4作で、ベルギー・ブ
リュッセルの街に暮らす神様夫婦と、その10歳の娘が引き起こす騒動を描いたファ
ンタジックコメディです。
主人公である娘役のピリ・クロワーヌは、この作品でシッチェス・カタロニア国際映画
祭最優秀女優賞を受賞しています。彼女のお兄さんがイエス・キリストで家出してい
るなんて設定は面白く楽しいのですが、キリスト教と福音書を茶化したブラックな笑
いを随所にみせてくれて中々楽しいものの、このあたりは賛否両論になるでしょう。
私が大ファンであるカトリーヌ・ドヌーヴまでが実に変な役柄で出てくるのも許せない
し、最後のオチについても賛否両論でしょうが、最後が面白くないというのが私の感
想です。それでも話題作ですから、映画好きの方はやはりご覧になるべきでしょう。
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