
小学校の教科書にも採用されたことがある浜田廣介の児童文学「泣いた赤おに」
を基に、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴監督がフルCGアニメーション
映画化したもので、八木竜一が共同監督として名前を連ねています。
もののけ島に2歳の赤ん坊コタケが迷い込んできます。
2000年前の戦いでもののけ島に追いやられ、キノコを食べて暮らしているもののけ
たちはパニックになり、赤鬼のナキにコタケの世話を頼みますが、母を殺されて以来、
人間嫌いで涙を見せないナキは、コタケを脅かして追い返そうとするのですが、懐い
てしまって中々離れようとしません。
しかし、母親が恋しかろうと察して、もののけの掟を破ってコタケをそっと人間の村に
送り届けますが・・・。
赤鬼ナキの声を香取慎吾が担当するほか、山寺宏一、YOU、阿部サダオ、加藤清史
郎などが務めています。
吹き替えは声を先に録るプレスコ手法だそうですが、成功だと思いますし、CGアニメ
ーション技術も向上していて、独特の映像世界を展開しています。
コタケとナキ、さらにナキと青鬼グンジョーの友情に感激し、キュンときて泣いている
親子の姿を何組も見ました。折角感動しているのだから辛口は慎もうと思ったので
すが、今後の事もあるので書きます。
原作の素晴らしさが引き伸ばされ過ぎて内容が希薄になり甘いです。
先述のようにCG技術はいいのですが、もののけたちのイメージがもう一ついただけ
ません。怖いけどもっと親しめる造形を試みるべきで、こういった点ではピクサーに
まだまだ敵わないと思います。更に観客をより泣かそうとする手法も少し気になり
ました。
3D嫌いの私は2Dで見ましたが、ひょっとするとこの作品は3Dで見た方がいいか
も知れませんね。
映像がとってもキレイでした。特に色使いが好きでした。
たしかに、けんさんの言うように、もののけ達があまりにもカワイく弱々しくつくられ過ぎてる感はありますね。
子供向けだから?とか思ってました。
が、他の事はどうでも良くなる位、コタケのキャラクターにどっぷりハマってしまいました。時間があれば、コタケ見たさに、もう一度映画館に行きそうな勢いです。ハハハ。
忙しいのにいつも有難う・・・嬉しいです。
「もののけ島」私は2Dで見ましたが、ジュディはどちらで見ましたか?
2Dと3Dを比べてみたいので、もしもう一回見るなら、別方式で見てみてください。
私も、3D嫌いなので、前回は2Dで見ました。
コタケ見たさに、今回は3Dを試してみました。
メガネのせいか、映像が少し暗くなるので、2Dの時のような色の美しさがイマイチに感じましたし、ビックリするほど飛び出てくるけでもなく…
やっぱり、まだ、3Dじゃなくてもいいかなぁ~って気がしました。
が、相変わらず、コタケは、とってもカワイかったし、あの声が又たまらない~!!!
非常に良心的な作品作りをしていると思います。
出来ればもう少し動員が効けばよかったのでしょうが・・・。
3Dは現在はまだ見世物の感じでして、私に言わせれば観賞の邪魔です。
近い将来に技術的にもっと進歩してから、改めて論議したいですね。