トルコのイスタンブールにある「トプカプ宮殿」は、15世紀にイスタンブールを征服した
メフメット2世が建設し、歴代のオスマン帝国皇帝が約400年に亘って居城とした建物
で、映画にもよく出てくる所です。
警備が厳しい宮殿は広い四つの庭園エリアに分かれ、特に第3庭園に面する宝物館
には、三つの大きなエメラルドをはめ込んだ黄金の短剣や、世界で四番目に大きい86
カラットのダイヤモンドなど、目を見張る宝石類が並んでいます。映画でこの宝物殿を
狙う作品がありましたが納得です。また宮殿の中庭からは、イスタンブール市のど真ん
中を横断するボスポラス海峡を見渡せますが、写真の左側がヨーロッパ、右側がアジア
となります。