↑ 留学生たちが踊る「長唄・扇」
↑ 主宰者・西川鯉近さん ↑ 会のパンフレット
福岡には数々の史跡、観光地、お祭などがあって一年中が賑やかな街です。
また季節ごとの風物詩と言える行事も沢山ありますが、本日紹介するのは博
多の初夏の名物の一つといえる「国際文化交流/鯉の会」です。
この会は日本舞踊西川流の西川鯉近さんが主宰して毎年行なわれるもので、
既に31回を経過していて、今年は先日29日(日)に福岡市立少年科学文化会
館ホールで開催され、私も親友のKと共に見せていただきました。
この公演では、西川流の方々の踊りも勿論ありますが、なんと言っても話題は
外国からの留学生が日本舞踊を披露することです。
イギリス、フランス、アメリカ、カナダ、中国からの留学生に加えて日本の学生も
加わり「長唄・宝船」「長唄・竹」をちゃんとコナしていました。
更に中華人民共和国福岡総領事夫人・李錦霞さん、同じく総務担当領事の紀
さんがともに2年連続出演で「新内・華」を見事に踊られました。
これにアメリカの福岡総領事・マーガレットGマックロードさんも舞台に上がって
「愚筝曲・みやび」を踊られる筈でしたが、急遽アメリカ出張で出演叶わず残念
でした。
皆さんは約1年間、週二回のお稽古だそうですが、日本髪・着物の着付けのみ
ならず日本舞踊独特の身のこなしなど、見てる側からして「よくやりました!」
と声をかけてあげたい出来ばえでした。皆さんは単なる踊りだけではなく、きっ
と日本の心もマスターされただろうと思う次第です。
今年の秋にパリで日本に関したイベントがあるそうですが、今回出演のフラン
ス女子学生3人も特別出演するそうで何とほほえましいことでしょう。
↑ 司会はNHK福岡の佐々木キャスター ↑ 留学中に名取になった中国男性
↑ 中国領事館のお二人。素晴らしい踊りでした。
↑ 西川鯉之進さんの「清元・保名」
↑ 西川五郎さんの「筝曲・八千代獅子」
PS: 30日~31日は福岡を離れていて、ブログのアップが出来ないことをお詫び
します。
次回は6月2日からスタートしますので、宜しくお願いします。