先週、ヴァンパイアとか狼男族だとかゾンビだとかについて書いたばかり
なのですが、またしてもご一族の登場です。
「アンダーワールド」はヴァンパイア(吸血鬼族)とライカン(狼男族)の間に
何百年も続く戦いを描いたシリーズ映画で、今作は第4作目で3Dとして
登場です。3D嫌いの私は勿論2Dで見ました。
ライカン処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、仲間であるヴァンパ
イアからもライカンからも追われた果てに、人間に捕らわれ、冷凍状態で
12年もの歳月を過ごします。
その間も相変わらず両種族の戦いは続いており、人間までもが闇の力を
手に入れようと参戦しているのでした。
12年間の長い眠りから目覚めたセリーンは、自らの復讐とヴァンパイアと
ライカンの混血種の少女救出にために三つ巴の戦い身を投じて行きます。
このシリーズの顔とも言えるケイト・ベッキンセールが2作目以来6年ぶ
りに復帰し、中々キレのいいアクションを見せてくれるのが唯一の楽しみ
です。
監督はシリーズ初登場のスウェーデン出身モンス・モーリンドですが、私
的に言うとシリーズ劣化に対する活性化に役立っていないと思います。
私が持っている嫌悪感は先週の「トワイライト・サーガ」の感想に書いた
ばかりなので割愛しますが、肝心なお話が軽いし、シリーズを見ていな
いと判りにくい所が多く、これでは不親切というものです。
私が見たのは3月8日UCキャナル9:40の回ですが、観客は私1人。この
無残さが作品の評価を如実に物語っていると思いますよ。