映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「顔のないスパイ」

2012年03月13日 | 日記

         

      本当は公開初日に見た「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を取り上げ
      たいのですが、私的にあまりにも期待外れだったので後回しにして、本日は
      「顔のないスパイ」です。

      「顔のないスパイ」は、既に死亡したと思われていたソビエトり伝説のスパイ
      "カウシス"の謎を追う、元諜報員の姿を描くサスペンス・アクションです。
      メキシコ、アメリカに隣接するソノーラ砂漠で国境警備員を殺害し、アメリカに
      渡ろうとする一団が冒頭に出てきます。そして6ヵ月後のワシントンで、ロシア
      と密接な関係を持つアメリカ上院議員殺害、その殺しの手口が20年前に死ん
      だ筈のカウシスの手口にそっくりなのです。

      そこでCTA長官は、誰よりも伝説の暗殺者に詳しい冷戦時代の元CIAエージェ
      ンシーのポールを呼び戻し、若きCIA捜査官ベンとチームを組ませて捜査に当
      らせることになったのですが・・・。

      監督は「ウオンテッド」「3時10分、決断のとき」の脚本を手がけたマイケル・
      ブラントが、長年温めていたこの企画でもって初メガホンをとっています。
      CIA側の二人には、62歳とは思えぬアクションを披露するリチャード・ギアと、
      若手捜査官を「スパイダーマン3」のトファー・グレイスが演じていますが、この
      作品はリチャード・ギアの名声を一番頼りにしているフシが伺われます。

      正直言ってこの監督の初メガホンは荷が重過ぎるし、お話もどんでん返しのもう
      一つどんでん返しがあるのですが、途中から段々面白くなくなって行くのでどん
      でん返しがいま一つ効きません。
      どうもがいてもB級作品というか、格下のVシネマです。
コメント
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