本来なら春眠暁を覚えず・・・なのでしょうが、昨日・今日の福岡は晴れは晴れ
ですが気温がとても低くて風も強く、暖房機の前から離れたくありません・・・。
と、そんな事ばかり言ってても仕様がないので散策に出かけました。
行き先は自宅から歩いて約20分の福岡城跡です。
本当は梅の花を見に太宰府天満宮に出かけようと思ったのですが、天神での
買物もあったので、天神から歩いても約15分の福岡城跡に足を向けました。
花の話題です。
福岡周辺で桜の名所は多いのですが、私としてお薦めはこの福岡城跡と秋月
城址でしょうか。
藤の花は二日市の武蔵寺と黒木町の大藤、つつじは鳥栖の手前にある大興善
寺がいいですね。
そして梅は太宰府天満宮に大牟田・普光寺の臥竜梅、それにここ福岡城跡でし
ょうか。
空気が冷たい福岡城跡でしたが、久し振りにひとまわりしました。
近づくと梅の花の香りが周囲に漂って、もうすぐ満開のいい時期にぶっかりまし
たので早速写真を撮りました。
福岡城跡は、福岡藩初代藩主・黒田長政が、慶長6年(1601)から7年の歳月を
かけて築いた城の跡で、別名を舞鶴城、石城とも言います。
天主台を中心にした本丸、二の丸、東西の三の丸からなり、周囲を堀で囲む構
造です。
また47の櫓(やぐら)がありましたが、その内、多門櫓・祈念櫓・潮見櫓は現在も
残っていて見ることが出来ます。
築城の際に、この地を黒田家再興の地である備前国福岡(現在の岡山県瀬戸内
市長船町福岡)の地名にちなみ"福岡"と改めたのです。
福岡城跡は昭和32年(1957)に国史跡に指定されています。