映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「アジョシ」

2011年08月11日 | 日記

      

     これから東映も洋画の配給業務を展開するそうで、そのうちの1本です。
     2010年に韓国で製作された作品で、観客動員数が630万人を突破し、
     韓国のアカデミー賞ともいうべき大鐘賞で、ウオンビンが主演男優賞を
     受賞したことでも話題になっているものです。


     裏町で質屋を営む青年テシクですが、お客以外に青年を慕って近づい
     て来るのは隣に住む少女ソミだけです。
     ある日、ソミが部屋に戻ると見知らぬ男たちが待ち受けています。
     それはソミの母親が組織から盗んだ麻薬を取り返すためで、母親共々
     犯罪に巻き込まれ、組織に誘拐されたソミを救い出すため立ち上がった
     テシクでしたが、その背後に隠された恐るべき事実を知ることになり・・・。


     青年役は「母なる証明」のウオンビン、少女役には「冬の小鳥」で注目
     されたキム・セロンが抜擢されています。
     監督・脚本は「熱血男児」のイ・ジョンボムで、ご都合主義の展開が気
     にはなりますが、アクション場面になるとウオンビンの熱演もあって大い
     に見せます。


     キム・セロンもそれなりにいいですが、「冬の小鳥」の好演と印象が強
     過ぎて困ります。
     これは監督が違うのだから仕方がないと言っておきましょう。


     今までは二枚目スターのイメージが強かったウオンビンですが、除隊後
     に撮った「母なる証明」あたりから大きな変化が見られます。
     今回は陰のある強い男という役柄を上手く演じていて、これからの活躍
     が益々楽しみと言えましょう。 (9月17日公開)

  

コメント (2)
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